【明慧日本2016年7月25日】タイの法輪功学習者は、7月17日午後、バンコクのルンピニ公園で、法輪功への迫害停止を呼びかける17周年を記念して、「国際社会は迫害の制止を声援し、迫害の元凶である首謀者の江沢民を告発する中国国民は、中国共産党およびその政府関連組織から脱退しよう」と呼びかけた。
厳粛な面持ちでロウソクをかざし、迫害で亡くなった多くの法輪功学習者を哀悼する |
7月17日午後4時半、法輪功学習者はバンコクのルンピニ公園で「中国共産党が、残酷にも法輪功学習者の生体から臓器を摘出」、「迫害されて亡くなった多くの法輪功学習者を哀悼」、「法輪大法は素晴らしい」などのタイ話と中国語の横断幕を高く掲げ、舞台では、五式の功法を披露したり、亡くなった学習者を哀悼した。そして、人々に法輪功を迫害する中国共産党の大罪を暴露するとともに、法輪功の素晴らしさを紹介した。
法輪功は1992年中国から伝播され、急速に世界の100余りの国と地区に広まり、広く称賛された。しかし、中国共産党の前党首の江沢民がすべての国家機関を利用して、法輪功に対して史上かつてない迫害を行った。1999年7月20日から現在までの17年間に、百万人以上の法輪功学習者が死に至るまで迫害され、非常に多くの家庭が路頭に迷た。法輪功学習者は不当に拘禁され、刑務所内で残虐な拷問や、薬物を注入され、悲惨な目にあわされているだけではなく、甚だしきに至っては、大量に生体から臓器を摘出され、その臓器を売買され、多くの命が奪われている。
イベントに参加した学習者の中で、中国遼寧から来た法輪功学習者の遅麗華さんは、自らの迫害された体験を紹介した。元来は幸せな大家族だったが、法輪功を修煉することを諦めなかったため、夫は死ぬまで迫害され、36歳の若さであった。法輪功を修煉する兄と兄嫁の2人は、いずれも、不当に連行され拘禁されたことがあった。長兄、父、母は非常に過酷な迫害に遭い、数カ月間の内に相次いでこの世を去った。遅麗華さんも修煉を諦めなかったため、不当に4回も逮捕され、連行された。
夕方、法輪功学習者はロウソクを灯して花輪を手に掲げ、死ぬまで迫害され続けた中国の法輪功学習者を哀悼する姿は、非常に厳粛なものであった。一つ一つのロウソクの光は、慈悲と善をなすことを人々に伝え、協力して共に中国共産党の暴行を制止するようにと呼びかけた。
法輪功学習者の記念イベントは、ルンピニ公園を訪れたバンコクの民衆に注目され、大勢の人の目を引いた。多くの人は、衝撃を受け驚いた様子であった。真相を理解している人々は、次から次へと法輪功に対する支持を表明した。