【明慧日本2016年8月16日】中国・黒龍江東寧市の法輪功学習者・苗フさんは、2011年、当局の裁判所に懲役7年の実刑判決を言い渡され、牡丹江刑務所に収容された。現在、苗さんは、牡丹江刑務所の十七監区の第二分監区に拘禁されている。
昨年12月1日~8日まで、監区の警官は、苗さんを「転向」させるため苗さんに残酷な迫害を加えた。
警官らは苗さんに「三書」を書かせるため、8人で寄ってたかって苗さんを殴打した。苗さんはそのため歯2本が抜け落ち、心臓衰弱の症状も現れ、何度も刑務所の病院に搬送された。
しかし、苗さんは警官に従わず、「転向」を拒否した。そのため、警官は数十回も苗さんにビンタを食らわせて、スタンガンで繰り返し、苗さんの首などに電気ショックを加えた。そのため、苗さんは首、胸部に水ぶくれがいっぱいでき、乳首が黒焦げになった。
それから、警官らは苗さんが「法輪大法は素晴らしい」と叫ばないよう、苗さんの口にぼろ切れを突っ込み、透明なテープで口を封じた。昼にほかの受刑者が労働現場に出かけてから、警官は受刑者6人を利用し、苗さんの綿服を脱がして囲み、殴ったり蹴ったりした。殴打後、苗さんの体に冷水をかけ、冷たい風が入るように窓を開けた(東北地方の12月の平均温度は零下20度くらい)。それに、苗さんにご飯を与えず、睡眠も許さなかった。残酷な拷問を受けた苗さんは、意識不明の状態になったため、病院に搬送された。
病院の帰りに、「この人はどこが悪いのですか」と聞かれると、警官は「精神病の再発だ」と答えた。それを聞いて、苗さんは「私は精神病などではありません。私は法輪功を学んでいるだけで、綿の服を脱がされ、猛打されました」と、大声で言った。
しかし、刑務所に戻った苗さんは、その仕返しに、また拷問を受け続けたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)