【明慧日本2016年9月6日】中国・北京市の法輪功学習者・崔紅さん(48歳女性)は、2014年12月19日、北京市西城区裁判所に3年6カ月の実刑判決を言い渡された。そして、昨年3月24日、崔さんは北京市女子刑務所の三分区に収監された。現在、刑務所での迫害により、崔さんに重い心臓病の症状が現れ、危篤状態に陥ったが、解放されなかった。
崔さんは北京市西城区のある観光職業高校の職員であった。2014年6月3日、崔さんは娘と一緒に法輪功の資料を配っていたため、警官に阜外派出所に連行された。その日の夜、警官は崔さんの家を家宅捜索した。翌日、崔さん親子は昌平区七里渠にある留置場に送られた。そして、7月4日、娘だけ解放された。
2014年11月24日午前10時、西城区裁判所は崔さんに対して不正な裁判を行った。12月19日に、崔さんに3年6カ月の実刑判決を宣告した。昨年3月20日、崔さんは大興区にある天堂河という北京市女子刑務所に収監された。
2014年9月26日、崔さんは北京市第一留置場から西城区の留置場に移送されたとき、すでに高血圧や胸苦しさ、肺に影があるなどの病状が現れた。それにもかかわらず、刑務所に拘禁されている崔さんは、重い労働を科されたため、背中の大部分を負傷し、身体を痛めた。
今年8月の始め、刑務所側が崔さんの夫に「崔紅は重い心臓病の症状があり、公安病院に送りたいので、同意しなさい」という知らせがあった。
夫は「崔さんが刑務所に収容される前に病状が現れたにもかかわらず、刑務所で一層迫害を加えられた」ことを知っていたため、刑務所側に崔さんの解放を強く求めた。
しかし、刑務所側は崔さんの解放を許さなかった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)