【明慧日本2016年9月13日】中国・雲南省玉渓市の法輪功学習者・普志明さん、鄧翠苹さん(小学校教師)、秦リー媛さん(27歳 ピアノの教師)、李麗さん(小学校教師)、李瓊珍さん(玉渓市工商銀行の元副支店長)の5人は、今年7月24日、澄江県で法輪功の資料を配っていたとき、澄江県公安局の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行された。
情報筋によると、5人の案件は現在、ガ山県公安局に移されたという。
8月8日、法輪功学習者・飛学龍さん(51歳)は、李麗さんの義理の父と義理の妹と一緒に、ガ山県公安局に行き、李麗さんの解放を求めた。
しかし、警官は飛さんを派出所に連行し、手錠をつけて地面に倒し、殴打した。また、飛さんは両腕を背中に回され、引っ張られたりして苦しめられた。そのため、飛さんは手首や首、腕などを負傷し、服も破れたまま、10日間も拘留された。
李麗さんの義理の父と妹も、別々に尋問室に入れられ、夜8時過ぎにやっと解放された。
飛さんは玉渓農業技術学院の講師で、法輪功を学んでいるという理由で、数度も連行されて、拘禁された。2004年5月14日、飛さんは仕事中、紅塔区国保大隊の警官に連行され、紅塔区留置場に拘禁され、7カ月の間、奴隷のようなきつい労働を科された。
その後、飛さんは2年の実刑判決を言い渡され、雲南省第一刑務所に収監された。刑務所では足かせをつけられ、吊るし上げられ、睡眠を奪われ、しゃがむような姿勢を長い間強いられるなどの迫害を受けた。飛さんは刑務所に拘禁されている間、不当に解雇された。満了して、出所した飛さんは、仕事がなくなり、610弁公室の圧力の下で妻から離婚を申し出られた。
李麗さんの夫は秀渓小学校の教師である。2014年10月10日、教科書に法輪功を誹謗中傷する内容が載っていたため、生徒たちが騙されないようにと、李さんの夫は、法輪功への迫害の真相を生徒たちに伝えた。しかし、中国共産党の法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じた保護者に通報され、紅塔区国保大隊の警官に連行され、同区裁判所から3年の実刑判決を言い渡された。いまだに雲南省第一刑務所に拘禁されている。
今度は、李麗さんも拘禁されたため、7歳の息子の世話をする人がいない状態である。