貧しい農家の娘が、法輪大法と出会い生き返る!
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文/中国の大法弟子 珍元    

 【明慧日本2016年10月1日】私が生まれたのはとても貧しい農家でした。小さい頃から体が弱く多くの病気に罹りました。私の兄弟は上に兄がいて、下に4人の弟がおり、すぐ下の弟は私と1歳違いでした。私が生まれてから間もなく母は、すぐに弟を懐妊しました。それで私はそれからすぐに母乳を飲めなくなりました。貧しいのでお米は食べることが出来ず、大人は豆を食べ、さつま芋を食べ、私も豆を食べ、さつま芋を食べました。そのため私は小さい頃から頻繁にお腹を崩し、骨と皮ばかりに痩せこけ、髪の毛はすっかり抜け落ちてしまいました。

 母は私のお腹が痛いのは食べすぎだから、或いは回虫がいるからだと言いました。痛くて仕方ない時は地面をのたうち回り、「ママ! ママ! ママ!」と叫びましたが、母はイライラして泣きながら、「私を呼んだからといって痛みがなくなるの? お前は死にたければ死ねばいい」とあまりな言い方をされました。私はそれを聞いて本当に悲しくなり、さらに激しく泣きました。母にもどうすることも出来ないことを、よく分かっていました。

 家の門のすぐそばに4、5本の苦楝子(くれんし)の木があって、私のお腹が痛くなると、母はすぐに苦楝子の皮を剥いで、水で煎じて飲ませてくれました。ほとんどの木のとても高いところまで皮が無くなりましたが、それでもまだ頻繁にお腹が痛くなりました。

 私の父は日中忙しく農作業をしていましたが、夜は私の夜泣きが激しかったそうで、眠ることが出来ません。優しい父は「ここにおいで、おんぶしてあげる」と言い、とても長い時間、真夜中まで私をおんぶして土手を歩きまわり、私が少し落ち着いて静かになるのを待ってから、ベットに移してくれていました。母が言うには、私は4、5歳でやっと歩けるようになったそうです。

 私が9歳の時、父が言うには、どんなに苦しく困窮していても、私を学校に通わせてくれました。私の家の周囲には、同じ年齢ぐらいのたくさんの子供が、皆学校に行ったことがなく、私はとても幸運に思いました。学校にいる時も頻繁にお腹が痛くなり、同級生が家へ送ってくれました。痛みが強い時は、幾日か物を食べられず、吐いてしまい、黄胆汁を吐き出し、苦い胆汁も吐きました。ずるずるとこのように引きずって1979年、医科大学で胆囊炎と診断されました。医者は手術することが出来ないと言い、ただ薬を飲んで抑制するしかないと言われました。長期にわたって利胆片や利胆醇の類の薬を飲み、服用し続けましたが、効果は見られず、毎年何度も入院し、注射をして生命を維持しました。

 大人になってからは、私を悩ます婦人病が加わり、下半身が痛く、痒く、匂いも臭く、それが嫌で、毎日何回もとても熱いお湯で、2時間もかけて洗い流しました。終わりには、洗ってもさほど作用しなくなりました。ひいては中が焼けるように痛く、痒くて辛く、夜も眠れません。本当にこれ以上耐えられず、私は母子保健センターに行って登録し、医者にわけを聞いてもらい、検査を受けました。医者は検査し始めてからすぐに、「あなたと言う人は、こんなにも深刻になってから病院に来て」と私を叱りつけました。また化学検査も行い結果が出ると、2人の医者がひそひそ耳打ちして、何を言っているかよく聞こえませんでしたが、「あなたはすぐに医科大学に行ってください。ここでは処置する術がありません」と言われました。

 私は化学検査の結果を持って家へ帰りました。道中、心の中で泣きました。経済的にそんなことが出来ない事を考えていました。3人の子供たちはまだ学校に通っています。職場は小さい集団で仕事していたので、私がいなければ乱れることになります。アルバイトは、年を取ると誰も要らなくなります。当時、町内会で庭を守る人を募集していました。私はすぐに一戸建ての住民のために門番をすると、毎月75元の賃金を貰いました。時が来ると自分で一軒一軒回ってお金を回収しますが、ある時、不機嫌な人がいて、お金をくれません。これらの事を思うと心の中は本当に辛く、涙が溢れ、恥ずかしく、誰かにこれを見られるのを恐れました。ああ! どうやって生きていけばいいの、神様! ビルから飛び降りようかしらん、それとも水に飛び込もうかしらんと考えていましたが、そんな勇気はなく、子供たちはどうしたら良いのでしょうか? そして、毎日やはり仕方なく十数人の家人の門前で座るしか、私には為す術がありませんでした。

 ある日、この庭とは別の隣に住んでいる人が、私の顔色が青白いのを見て、「お姉さん、身体の調子が良くないなら、私と一緒に煉功をしましょう!」と誘ってくれましたが、私は少しも心が動きませんでした。全身に病気があるのに、あなたと一緒に煉功をする気力がどこにありますか? と彼女を相手にしませんでした。何日か過ぎて、彼女はまた煉功が終わり、私の座っている所を通って言いました。「あなたのために言っていますよ。煉功する人の中にとても多くの人が病気を持っていましたが、煉功してしばらくすれば全て良くなりました。あなたにこの本を一冊渡しますので、読んでみてください」。見てみるとそれは『轉法輪』でした。私は家へ持って帰って本をひっくり返したまま、そんなに見ずに放置していました。何日か放置して返そうと彼女の家へ持って行きました。夜に行きましたが、ちょうど十数人が彼女の家で煉功していて、年齢が高い方は50~60歳ぐらいで、若い方は20~30歳ぐらいの人たちが、そこで煉功していました。煉功をしてから『轉法輪』を読み始めました。これらの光景を見て、私は本を返しに来たとは言えませんでした。次の日の朝、広場に付いて行って、朝の煉功を教えてもらいました。

 このようにして、毎日本を読む事を堅持し、だんだんと本の中に書かれた法理が分かるようになりました。もともと法輪功は佛家修煉大法で、佛を修めるものであり、佛法修煉なのです。師父は、「それでは佛法とは何でしょうか? この宇宙の最も根本的な特性は真・善・忍で、これこそが佛法の最高の体現であり、最も根本的な佛法なのです」[1]と仰いました。師父はまた、「われわれは、宇宙の演化の原理に従って修煉し、宇宙の最高特性─真・善・忍という基準に基づいて自らの修煉を指導しているのです」[1]と説かれました。ですから私は普段何かをする時、一思一念がみな大法に符合するよう自分に要求し、自分を大法に照らし合わせ、最大限に、「真・善・忍」を自分に要求しています。私はすでに修煉して19年になりましたが、現在あれらの私が抱えていた多くの難病は、いつの間にか無くなりました。

 この19年の間私は1本の注射もせず、1粒の薬も飲んでいません。ある時、身体のある部位が少し良くないとき、本を読む事を堅持し、煉功し、師父の説かれたことに従って悟るようにし、行うようにします。すると楽々と乗り越えることが出来ます。ある人は師父が薬を飲ませないと中傷していますが、身体がこんなに楽になったのに、まだなぜ薬を飲む必要がありますか! 逆に、もし大法を修煉しておらず、私の19年前のあの状態であれば、薬を飲まず、注射をしなくていらるでしょうか。

 師父はまた私の魂も浄化してくださいました。修煉する前、私は利己的でしたが、学法してから師父の仰る通りに従って行いました。師父は「何かをする時にはいつも他人のことを考え、問題が起きた時はいつも他人がそれに耐えられるかどうか、他人を傷つけることはないかを考えていれば、何の問題も起こりません。したがって、煉功にあたっては、高い、もっと高い基準で自分を律しなければなりません」[1]と仰いました。実際に自分の病気を治したければ、あなたは必ず師父の仰っる要求に従って行わなければならず、そうでなければあなたの病気は良くなることはありません

 真に心を修めて大法を修煉している人は、皆良い人です。必ず大法の基準に照らして修めてからやっと病気が良くなり難を回避出来、そうでなければ目標に達することは出来ないのです。それは法輪功修煉者がなぜこのように修煉を堅持し続けるかの理由です。もし皆さんが皆大法を修煉しに来たなら、社会の道德が回復するでしょう。

 師父は、「わたしはこうもお話ししました。われわれ一人一人がみんな内に向かって修め、一人一人がみんな自分の心性から探すようにし、うまくいかなかった場合は、自分に原因を探し、次回はうまくいくように努力し、何をしても人のことをまず考えるようにします。こうすれば、人類社会が良くなり、道徳も回復し、精神文明も良くなり、治安状況も良くなるはずで、もしかすると警察も要らなくなるかも知れません」[1]と仰いました。皆さん考えてみてください、これはどんなに良いことでしょう!

 師父は私たち大法弟子を地獄から掬い上げてくださり、私たちの心身を浄化してくださいました。これは大法弟子なら皆深く感じていることです。私は人間のどの言葉を使い果たしても、師尊に感謝の気持ちを言い表すことが出来ません。現在、ただ一つ、大法を堅く信じ、師父を堅く信じ、生命のある限り、修煉を堅くやり抜き、師父について家に帰ります!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/6/7/329743.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2016/6/21/157498.html)
 
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