四川省の法輪功学習者・鄧紹群さんは不当に懲役4年6カ月を宣告された
■ 印刷版
 

 【明慧日本2016年10月5日】四川省広元市蒼渓県の法輪功学習者・鄧紹群さん(女性・63歳)は、不当に懲役4年6カ月を宣告された。また、この裁判では裁判官が弁護士の介入を妨害した。

 今年の4月22日、鄧さんは警官10数人に連行され、身体検査を受け、持っていた家の鍵と所持品が押収された。警官らは2組に分かれ、1組は鄧さんを鎮の水陸派出所に送り、もう1組は鍵を持って、家宅捜査に向かった。

 警官らは鄧さんの自宅で法輪功迫害の真相資料、メッセージが書かれた紙幣、DVD、法輪功創始者の写真、経文、MP3、お守りなどの私物を押収した。

 鄧さんが拘禁されていた期間、法曹機関は鄧さんに罪を着せるために、偽の証拠をねつ造し、裁判の通知を家族に送らなかった。家族は鄧さんの安否を心配し、今年9月28日、重慶市の弁護士事務所に依頼し、県裁判所へ問い合わせた。しかし、弁護士が来訪した理由を聞くと、担当の裁判長と刑事法廷の責任者は会うことを極力避け「明日判決を宣告するから弁護士を雇っても金の無駄だ」と言った。

 また、家族の弁護士への依頼書、弁護士事務所の概要書、弁護士資格のコピーなどの受け入れを拒否し、弁護士による資料調査を断った。弁護士が努力した結果、やっとのことで鄧さんと面会することができた。

 裁判の当日、蒼渓県裁判所は鄧さんに対して秘密裏に判決を言い渡した。その時、裁判所の関係者はあらゆる手段を使い、家族の傍聴を阻止していた。

 最後に家族は裁判長・劉瓊から判決を聞かされた。裁判所側は判決の通知を10月8日に鄧さん宛に送る予定だと言った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/10/1/335746.html )
 
関連文章