ギャンブラーが生まれ変わった
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文/黒龍江省の大法弟子

 【明慧日本2016年10月16日】私の人生は1997年に法輪大法の修煉を始めた時から変わりました。大法に出会わなければ、今の私はないと思っています。

 昔のことは振り返らない

 私は1966年に入隊し、軍で優秀な上等兵になりました。その後最前線で共産党に入党し、幹部になりました。父は当時、共産党が発動した政治運動の中でスパイと言われ、そのことは家族にも及び、妹は会社から解雇され、家族全員が迫害を受けました。私は元々軍隊に残るつもりでしたが、父親の経歴問題のために地方に放逐され、昇進の希望もなくなりました。

 30歳の時、私はギャンブルに嵌って、会社に行ったり、行かなかったりしていました。当時私は倉庫の保管係だったので、客が荷物を受け取ろうとしても、私がいないため、受け取ることができませんでした。会社の管理者は私を金を回収させる仕事に変えました。楽な仕事だと思っていましたが、ギャンプルに誘われると、仕事場を離れてしまいました。管理者はやむを得ず、解雇しようとしましたが、私は数日間自分を抑制したので、そのままになりました。家でも会社でも私は嘘ばかりついたので、妻は夜中じゅう、あちこち探し、私を見つけたら、こころの恨みを爆発させ、見つけた家の窓ガラスを壊し、いつも涙を流していました。私も自分を変えようとしたのですが、やはり変えることができませんでした。

 世間では普通、親が子供の立身出世を望みますが、我が家は子供が父親の立身出世を望んでいました。私の子供は数回私に手紙を書いてきましたが、涙を流すほど感動的な手紙で、私に「きちんと仕事をして、お母さんと仲良く過ごすように」と勧めました。また、近所の人はいつも、「なぜお父さんはいないのですか。いつもお母さんが忙しそうに見えます」と聞かれていました。子供は父がまともに仕事をしないと他人に言われたくなかったのでした。

 私はギャンブルを命のように思っていました。ギャンブルに負けてお金がなくなり、親戚からも見放されて、友人もなくしました。夫や父親としてのやるべき責任を果たさず、逆に彼らに数え切れない苦痛を与えました。このような日々をすごして、年を重ねていきました。妻は私にこの癖を取り除くように勧めましたが、私は逆にもっと深く嵌ってしまったのです。長年の恨みのため、妻は甲状腺を患い、身体がますます悪くなって、入退院を繰り返した時、私は側にいませんでした。妻は悲しくて堪らなかったはずです。私が大法の修煉に入った時、妻は、「私がこの家を出たいと思った時、いつも見えない力に支えられていると感じました」と話した。

 1996年11月15日、私はギャンブルのため、外で4、5日泊まって家に帰りました。妻の話によると、両手が痺れて、心が乱れ、自分で気持をコントロールできない状態でした。

 法輪大法は私を救ってくださった

 ある日、妻の同僚が「一緒に煉功しに行きましょう。法輪功という気功があります。本当に素晴らしい功法です」と誘いに来ました。妻は、「この功法を煉ると、人が怒らなくなるなりますか」と聞くと、同僚は「その効果があリます。そして、病気がなくなる効果もあります」と答えた。

 妻はその話を聞いて同僚について行きました。煉功音楽が流れると、妻の心に怒りがなくなり、この上なく広々と明るく感じたそうです。このようにして妻は修煉の道に入りました。妻の話によると、宿命的にこの大法をずっと待っていたような気がしたそうです。

 1997年、私は皮膚炎になり、身体や顔にも症状が現れ、酷い時は、顔が別人のように腫れて血が流れ、夜は眠れず、仕事もできなくなり、多くの金を使っても治すことができませんでした。妻は私に、「法輪功を修煉しましょう」と勧めました。

 その時から、私は修煉の道に入ったのです。3、4日経つと、皮膚の病気は奇跡的に消えてしまいました。近所の人は私に、「どんな薬を使って、こんなに早く治ったのですか」と尋ねました。私は「一円も使っていないし、一粒の薬も飲んでいません。法輪功を修煉しただけです」と答えました。

 学法を通して、どのように良い人になるか、どのように思想境地がより高い人になるか分かり、修煉とは何か分かりました。その時から、私は徹底的にギャンブルをやめ、更に喫煙もやめました。このような考えられない変化が私に起こったのです。

 過去のふしだらな生活と決別し、自分の人生を振り返って感慨深く感じています。法輪大法が私に新しい人生をもたらしてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。日常生活で、私は常に真・善・忍の基準で自分を律し、妻や子供、周りの人にも善の心を持って接しています。家庭は久しぶりに笑い声にあふれ、和気あいあいの生活は家族にとって夢ではなくなったのです。

 我が家は小さな店を開いています。買い物に来た近所の人は、みんなが私の変化を見て、「法輪功が人を変えた」と言いました。

 1999年に法輪功が不法に弾圧されてから、私と妻は省政府や北京に陳情に行き、自らの体験を通して大法の素晴らしさを実証し、法輪功の無実を訴えたため、迫害を受けました。ある日、会社から数人が我が家に来て、私に党籍を剥脱すると宣告して、サインを求めました。私は「法輪大法は私を変えました。私はどのように良い人になるか分かりました。私は署名します」と言いました。この17年間、私と妻はほかの大法弟子と同じように多くの迫害を受けましたが、私たちは何度も生死を放下して、大法を守っています。

 もし大法と出会っていなかったら、私は世間の波に流されて、罪深い所に落ち込んでいたと、よく分かっています。当初、私の人生はギャンブルの誘惑に負け、道徳や良知に反していましが、大法を修煉することで、私は生まれ変わりました。法輪大法は私の魂を救い、健康な身体を与え、私に新しい命をくださったのです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/10/4/332562.html)
 
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