唐山市の学習者 懲役4年の不当判決に上訴
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 【明慧日本2016年11月5日】河北省唐山市遷西県の法輪功学習者・柴君侠さん(女性)は、江沢民を告訴したとの理由で、今年6月13日に不当に裁判された。しかし判決は出ず、法律で定められている期限最終日の10月10日午後、柴さんの家族はようやく判決書を受け取ったが、懲役4年の不当な判決を宣告され、また罰金5千元(およそ75,000円)を科された。柴さんは現在、市中級裁判所に上訴したという。

 柴さんは帥豊集成竃商店の設計者である。昨年6月21日、最高検察庁に自身と家族が受けた迫害に基づいて書いた江沢民への告訴状を提出した。12月14日朝8時ごろ、柴さんは自営の店で新荘子郷派出所、県国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に身柄を拘束され、市第一留置場に拘禁された。28日、県検察庁は柴さんへの逮捕状を通達した。今年4月11日、柴さんは不当に起訴され、6月13日に開廷されたという。

 家族は何度も裁判所を訪ねて案件の進捗を聞いたが、一審の裁判官は「我々には決定権がなく、市にも決定権がない。すでに省に報告した。江沢民告訴の案件は今までなかったので、どう判決すればいいのか、我々も分からない」と言った。

 10月10日、家族は判決の結果を知り、とても驚き納得できなかった。柴さんは市中級裁判所に三つの点を明らかにすることを要求した。一つ目は判決を撤回すること。二つ目は江沢民を告訴したことは無罪であることを認めること。三つ目は案件の審理過程を徹底的に調査することである。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/10/29/336933.html )
 
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