病気の問屋だった私が、みるみる健康な体に
■ 印刷版
 

文╱中国の大法弟子が口述し、同修が整理

 【明慧日本2016年11月5日】1999年、まだ40歳にならない私はウイルス性心筋炎を患い、それによって虚血と酸欠を引き起こし、ほんの少しでも力を入れると息が絶えて死んでしまう恐れがあり、2回ほど病院に送られ救急処置を受けました。そのため、母と姉はそばを離れずに私の世話をしていました。当時、私には深刻な不眠症もあり、毎日睡眠薬を飲み、ようやく2、3時間の眠りにつき、目が覚めるともう眠れず何度も寝返りを打ち、毎日が辛くてたまりませんでした。その他、骨盤内炎症性疾患があり、いつもお腹がパンパンに張って痛くて痛くて、3日にあげず必ず点滴を打ち症状を緩和させていました。その上、痔の痛みに悩まされ痛さで少しも歩けず、居ても立ってもいられませんでした。胃にも二つの疾患があり食欲も全くなく、食べると吐きたくなり、冷たいもの、辛いもの、酸っぱいものは一切食べられず、そのままに放っておけば胃癌になる恐れがあると医者に言われ、本当に言葉にならないほど苦しい人生でした。

 当時、私は生きていても死んでいるのと同様で、この辛い日々がいつまで続くのかと思いました。家族は私を連れてあちこちの医者に見てもらい、その上神や仏も拝み、多くの時間とお金を費やしました。しかし、いかなる好転の気配も全くなく、ある人からお宅の風水が悪いと言われ、小さなマンションを買い引っ越しまでしました。

 しかし、天は人を死に追いやることはせず、私が窮地に陥った時、1999年3月に幸運にも千載一遇の機会に法輪佛法に出会い、それからは私の心身に、天地を覆(くつがえ)すような大きな変化が起きました。

 マンションの下の店の人が、私の顔色が悪く痩せて歩くのも大変そうな姿を見て、法輪功を勧め、二つの例を挙げ話してくれました。一つは、ある中学校の教師が脳血栓で倒れ、身の回りのことができなくなり、法輪功を煉功してから体が回復し、今は自ら買い物に行けるようになった話。もう一つは、ある安徽省の青年が深刻な心臓病を患い仕事もできず、毎日家で休養していて、法輪功を煉功をすると健康を取り戻し、今は荷物を担いで商売をしているというのです。当時、私は、気功を煉るのは年寄りのすることだと思い込み、あまり本気にしませんでした。しかし、再三に説得され熱意に負けて、無駄なことだと思いながら最後の努力をするつもりで煉功を見に行きました。

 そこに行くと法輪功は佛法修煉で、人に「真・善・忍」に基づいていい人になるようにと話してくれました。私は修煉とは何かも知らず、とにかく後ろで皆について動作の真似をしました。その日の夜8時頃、私は眠たくなり早く寝たいと思いました。今までは睡眠薬がなければ眠れなかったのに、その日から、薬に頼って寝ることはなくなりました。

 数日後、『轉法輪』を取り寄せ、あまり学校に通ったこともなく、字もあまり読めないのですが、この本はいい人になるように教えていることがよく分かりました。

 法輪功を煉功して1カ月足らずで私の体は軽くなり、飛ぶように足早に歩け、すべての病気は消えてなくなり、それから17年来、薬を飲んだこともなければ、病院に検査に行ったこともありません。無病で軽快な体の素晴らしさを手に入れました。師父は私を死の瀬戸際から救い出し、大法は新たな命を与えてくださいました。親族や友達、隣近所の人は皆、大法の素晴らしさと不思議さを目の当たりにしました。

 私が修煉して間もなく、1999年7月、中国共産党は全力を傾けて大法を迫害し始め、ありとあらゆるメディアを使って法輪功に泥を塗り、事実を歪曲しました。ある日、義理の姉は「『共産党の会議で、法輪功が悪いとさんざん言われた』とあなたの兄さんが言ったわよ」と言いました。私は『轉法輪』を出して義理の姉に見せ、法輪功は決してメディアが広く宣伝したようなものではなく、人にいい人になるように教えているものだと釈明しました。兄も義理の姉も本を読んで、法輪功は人に心を修めさせ、人を善に導く佛家の高尚な大法であることが分かり、共産党の邪悪な本性を見抜くことができました。

 法輪功は病気治療だけではなく、修煉者の心性の向上を厳しく要求し、社会全体の道徳水準の向上にとても良い促進効果を果たしています。師父は弟子に「さらに皆さんに教えますと、実際には、皆さんの以前の本性は、自らのため、私のためを根本としたものだったのですが、今後、何かをするときには、まず他の人のことを配慮して無私無我で、なおかつ他人を先に、自分をあとにするという正覚にまで修め遂げなければならないのです。それゆえに皆さんは、今後何かを行ない、何かを口にするときにも、ほかの人のため、ひいては後世の人のために考えなければなりません!」(『精進要旨』「佛性に漏れなし」)と説かれています。17年間の修煉の中で、私は大法の要求に従い厳しく自分を律して、私心を修め「真・善・忍」に同化していくように努めました。

 私が住む町は、ちょうど都会と農村の境目にあり、多くの村人はたくさんの違法建築を造っては貸出し、金儲けをしています。私も勧められましたが、自分は修煉者で法律を遵守し、法に背き規律を乱してはいけないと思いました。村の幹部は汚職し賄賂を受け取っているため、村人はそれを口実に電気代を払わず、私にも払わないように煽りました。しかし、私は修煉者ですので、このようなわずかな利益をむさぼらずに、自分が使った電気代を払うのは当然なことだと思い、先元あまりの電気代を納めてきました。それで、一部の人にバカにされ、「電気代を払っても、誰もあなたがいい人だと言わないよ」と言われましたが、心を動じず、修煉者の基準で厳しく自分を律しました。ある会社の経営者は私の家を借りて、風俗業に使いたいと言いましたが、断固として拒否しました。なぜなら、私は修煉者で社会に責任を負わなければならず、風紀を乱し、犯罪行為を放任してはいけないと思っています。

 半身不随で寝たきりの姑は3男3女を育てました。本来、みんなが順番にお母さんの世話をしなければならないのに、今はほとんど私1人で面倒を見ています。そのため、私は1軒の家を空け姑に貸して、皆から家賃として千元をもらっています。市場価格で計算すれば、その家は1カ月で少なくとも3千~4千元を貰わなければならないはずです。もし、煉功する前の私でしたら、こんなに損をすることを絶対しません。なぜなら、私はもともと細かいことにケチケチする人でしたから。しかし、今の私は、「修煉者で、いい人になるよう努力し、大法に泥を塗ってはいけない」と日々自分に言い聞かせ、ぷりぷりと腹を立て不平不満を言う心を修めています。

 うそは一時人を騙しても、一世を騙せません。邪道は正道には勝てません。正義が必ず勝利することは永久不変の真理です。

 家族は最初に、私が出かけて真相を伝えることに反対していましたが、今は手伝ってくれています。家の中でも和気藹々(あいあい)で睦まじく、親族や友達は私の変化を見て、皆メディアが嘘を言ってことが分かりました。村に重病な人がいれば、村人は皆その人に、法輪功を煉功するようにと勧めるのです。「ほら見て、〇〇さんは煉功してすっかり健康になり、人も本当に優しくなったわよ」と言います。

 昔、私は病気の問屋で、いつも死の崖ぶちで必死に頑張っていました。今は顔色がよく、生き生きして、とても健康になりました。そして、以前、つまらない利害にひどくとらわれ度量の狭かった私は、今は無私無我で、なんでも他人のことを優先に考えるようになりました。師父の救い済度のご恩を深く深く感謝しています! 師父と大法に対するこの感謝の気持ちは、人類のすべての言葉を使い尽くしても、尽くしても表しきれません!

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2016/10/30/336884.html)
 
関連文章