広州市学習者・呂春夏さん洗脳班に拘禁(写真)
【明慧日本2016年11月14日】広東省広州市の法輪功学習者・呂春夏さん(女性)は7月29日昼、福建省石獅市の永寧村にある義理の両親の家から警官に不当に連行された。その後、呂さんは広州市洗脳班に送られ拘禁されている。
法輪功の迫害を発動した江沢民を告訴したため、呂さんの夫・董文鐘さんも、街道弁事処の人員や派出所の警官から嫌がらせをされ続けた。董さんは仕方がなく、2歳の娘を実家に預けて両親に世話を頼み、自分も家を離れたが、610弁公室の警官は董さんの行方を探し続けているという。
![]() 呂さんが不当に連行されたときの様子 |
呂さんが不当に連行された後、夫の董さんは、呂さんの件を広州市の弁護士2人に依頼した。
8月10日、董さんは弁護士と一緒に、広州市の洗脳班に行き、呂さんと面会を求めたが、洗脳班のリーダーに拒否された。
弁護士は洗脳班の人に、「どのような法律の根拠で呂さんを拘禁したのですか」と問い詰めると、「俺らは知らない。連れてきた者に聞け」と答えた。つまり、610弁公室の警官に聞けということである。
その翌日、弁護士2人は再び洗脳班に行って、呂さんとの面会を要求したが、再度拒否された。洗脳班のドアを開けてくれないため、弁護士はドアを隔てたままで、洗脳班の人と話すことしかできなかった。
現在、董さんは広州市白雲区検察庁に洗脳班の校長、白雲区黄石街道の「安定維持弁公室」の科長を告訴した。
呂さんの弁護士は、「呂さんを連行し、拘禁する行為は、『中華人民共和国刑法』の第238条、第239条、第427条の規定に違反し、不法連行罪、不法拘禁罪、職務乱用罪などを犯している」と指摘した。