甘粛省学習者・文偉龍さん 断食し迫害に抗議(写真)
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  【明慧日本2016年11月25日】甘粛省臨トウ県の法輪功学習者・文偉龍さん(40歳男性)と王亜龍さんは、法輪功の迫害を引き起こした江沢民を告訴したという理由で、4月13日に不当に連行された。10月25日、2人は甘粛省天水市第三刑務所に収容された。文さんは迫害に抗議するため、すでに5カ月間断食してきたが、健康状態が悪化している。

 臨トウ県新添鎮に住んでいる文さんは、1998年、北京でアルバイトをしていたとき、法輪功に出会って学び始めた。そして、「真・善・忍」に従って、自分を律した文さんは病気が完治し、心身ともに健康になり、品行がよくなった。

 4月13日、文さんは学習者・桑小春さんの家で学習者たちと法輪功の書籍を一緒に読んでいるとき、「江沢民を告訴した」との理由で、不当に侵入してきた同県の610弁公室の人員と新添派出所の警官らに連行された。桑さんの夫・王亜龍さんも勤務先から帰宅した後、警官に連行され、その後、文さんと王さんは県留置場に拘禁された。

 5月末、県検察庁は王さんの家族に王さんの逮捕状を送った。文さんは留置場で断食して迫害を抗議し続けたが、灌食された。その後、県裁判所は家族に知らせず、秘密裏に文さんと王さんに不当な裁判を行った。情報筋によると、県裁判所は文さんの裁判結果を再審のため、定西市中級裁判所に移送したという。

 しかし再審の結果が未だ出ていないうちに、10月25日、警官は文さんと王さんを秘密裏に甘粛省天水市第三刑務所に移送した。

 文さんは以前、法輪功を学んでいるとの理由で、二度も実刑判決を言い渡された。

2002年4月、文さんは懲役4年の判決を下され、5月に蘭州市刑務所に収容されたが、同年の11月末、定西刑務所に移送された。刑務所で文さんは断食して迫害に抗議したが、手錠をかけられ、数本のスタンガンで電気ショックを加えられたり、吊るし上げられるなどの拷問をされたうえ、重労働も科された。

酷刑演示:电棍电击
拷問の再現 スタンガンで電気ショックを加えられる

 2008年2月9日、文さんはバイト先で連行された後、6年の実刑判決を宣告された。天水市刑務所に収容された文さんは、法輪功の書籍を読んだり、功法を練習したという理由で、独房に入れられた。独房で文さんは数本のスタンガンで同時に電気ショックを加えられたり、鉄のベッドに縛られて灌食をされたり、手かせ、足かせをつけられるなどの拷問を受けた。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/3/337192.html)
 
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