湖南省の姉弟が6年間に渡り、迫害を受ける
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 【明慧2016年12月3日】湖南省澧県の12人の法輪功学習者は、2010年11月、不当に連行された。その中には姉の谷志香さんと弟の谷志辉さんがいたが、姉の谷志香さんは3年間拘禁され2010年に帰ったが、弟の谷志辉さんは今でも湖南省津市刑務所で拘禁され続け、迫害を受けている。

 姉の谷志香さんは今年48歳、弟の谷志辉さんは44歳で、湖南省澧県道河郷の出身である。2010年11月9日、湖南省常徳市澧県「610弁公室」と県公安局国保大隊は谷さん兄弟2人を含む12人の法輪功学習者を不当に連行した。その中で、澧県農機会社を退職した彭冬蓮さんは、拘留された11日間後、迫害により亡くなった。中国共産党の人員は、彭さんの心臓病が死亡の原因として対外的に報じたが、彭さんは以前から心臓病を患ったことはないと言う。

 その後、谷さん兄弟2人とも不当な判決を下された。姉は湖南省長沙女子刑務所で迫害を受け苦痛をなめ尽くした。長時間立たせ、ご飯をたべさせない、トイレに行かせない。びんたをされ蹴られたり、酷く殴られて身体中が傷だらけになり、自分で身の回りのことが出来なくなった。また、長時間の強制労働をさせられたり、強制的に法輪功を誹謗中傷するビデオを見せられ、家族にも面会を許さないなど、あらゆる手段を使い拷問や嫌がらせをした。

 弟は数回も不当に連行され、労働教養処分を科されたり、また懲役の判決を下され、現在、湖南省津市刑務所に拘禁され、すでに6年も経っている。

 2013年、姉が家に帰ったあと、常徳市と澧県との「610弁公室」や公安局、検察庁、裁判所などの関連人員は、始終、谷さんの家族に嫌がらせをし、脅迫電話までかけて脅している。

 昨年11月1日、谷さんが出勤した後、数人の警官が彼女の賃貸家屋に突入し、私物のパソコン、ウォ−クマン、『轉法輪』などの書籍や四十数冊もの本を押収した。

 今年10月18日、広東省中山市横欄鎮派出所は理由なく、谷さんの19歳の息子を連行した。息子さんは小さいころからずっと恐怖の中で怯えて暮らしており、家族を失った苦痛を数回も経験している。

 谷さんの家族はただ単に「真・善・忍」に基づき良い人になりたいだけなのに、数年来、中国共産党の目に余る迫害に直面している。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/1/338383.html)
 
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