ハルビン市の大成派出所 学習者6人を連行
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 【明慧日本2016年11月26日】黒竜江省ハルビン市の法輪功学習者数人は、今月9日午後4時ごろ、大成街で人々に法輪功の文言が書かれた2017年のカレンダーを配布していた際、中国共産党による法輪功への誹謗中傷宣伝を信じている人に通報された。大成派出所は警官4人、パトカー2台を派遣し、劉淑艶さんと趙亜倫さん(70代)を大成派出所に連行した。その後、王素芳さん(76)、楊春艶さん、于さんも当派出所に連行された。

 王さんは当日の夜11時ごろ家に帰されたが、罰金1千元を支払うよう強要された。

 警官は、趙さんがかつて懲役5年の判決を宣告されたことがあるとの理由で釈放を拒否した。また、趙さんを連れて家宅捜査を行った。趙さんはとっさに機転を利かし、家の鍵をゴミ箱に投げた。警官が鍵を探しているタイミングで、趙さんはその場を離れることができた。警官らは鍵でドアを開けて、法輪功の関連書籍、法輪功創始者の写真、パソコン、プリンター2台、1万5千元の現金などを押収した。

 劉さん、楊さんは当日夜に市拘置所に移送され、15日間拘禁された。

 于さんは10日の夜明け2時~3時頃に拘束され、派出所に拘禁された。学習者・李暁琳さんは当派出所を訪ね、状況を聞きに行ったきり、行方不明になった。4日経ってはじめて、家族は李さんも拘置所に連行され、于さんとともに15日間の行政拘禁を科されたことを知った。

 迫害に加担した警官は、大成派出所の警官・馬克、劉天仁などである。また南崗国保大隊の警官・張旭民も大成派出所の命令に従い、全過程にわたり参与した。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/17/37804.html)
 
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