河北省の法輪功学習者が再度連行され、娘が解放を要求
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 【明慧日本2016年10月26日】河北省晋州(しんしゅう)市の法輪功学習者・呉春然さんは2008年、晋州市裁判所に懲役7年を宣告されて拘禁され、2015年に解放された。今年6月22日、呉さんは法輪功迫害の真相を人々に伝えていた際、晋州市公安局管轄の派出所の警官により不当に連行された。 

 警官は呉さん一家が不在中に、呉さんの自宅に侵入し、壁に掛けられていた法輪功の創始者と法輪の写真を破壊した。そしてPC1台とプリンタ1台、法輪大法の書籍数冊を没収した。 

 現在、呉さんは石家庄第二留置場に拘禁されている。晋州市610弁公室もこの件に関与しており、9月中旬に検察庁に書類送検した。現在、呉さんの家族は、弁護士に弁護を依頼している。 

 70歳近くの呉さんは、法輪功を学ぶ前は子宮癌を患っていた。36歳の時から病院で治療をし、多くの薬を服用していた。法輪功を学び始めた呉さんは、真・善・忍の教えに従ってより善良な人になるように努め、今日までの20年間、薬を服用せずとも心身ともに健康になり、性格も明るくなった。 

 そんな呉さんが、1999年7.20日から17年間、何度も何度も晋州市の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)や公安局の警官らに迫害され、不当に拘束・拘禁され、これまでに1万3千元余りのお金をゆすり取られた。 

 1999年、呉さんは法輪功迫害の 真相を伝えるため、北京に陳情に行った際、途中で拘束されて強制送還された。その時、保証金と交通費として1万630元を騙し取られた。 

 2000年、何の法律的な手続きもないまま、労働教養2年を強いられたが、労働教養所側から入所を拒否されたため、晋州市公安局に連れ戻されて14日間拘禁された。 

 2001年、呉さんが迫害の真相を伝えていたとき、再度、連行されて50日間拘禁され、罰金3000元を払わされた。 

 2004年、迫害の真相を伝えた際に晋州市公安局に2日間拘禁されたが、家族が懸命に解放を求めたため、帰宅することができた。 

 2008年6月5日、警官が呉さんの母親の家に侵入し、呉さんや弟など計6人の法輪功学習者を連行した。呉さんは懲役7年、他の学習者たちはそれぞれ4年と2年の判決を言い渡された。 

 現在、呉さんは再び連行されて石家庄第二留置場に拘禁されている。 

 日に日に寒くなってきたため、娘は母親の安否を心配し、あちこちと母親の解放を呼びかけるために奔走している。 

 娘は母親が法輪功を学んで健康で善良な人になったことを、派出所の上官に手紙を書き、1日も早く母親を解放するように要求している。 

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2016/10/21/336587.html )
 
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