文/中国の大法弟子
【明慧日本2016年12月13日】私は今年の6月のある日、法輪功に関する資料を電柱に貼り付けていたところ、通報され、警察に不当に連行されました。
拘置所で、私は内に向けて探しました。私は常に自分のことを最優先にする基点が間違っていたため、邪悪に付け入る隙を与えてしまったことに気づきました。また一方で、拘置所にいるすべての人を救いたいと決意しました。いかなる環境に置かれても、三つのことをしっかり行わなければならないと思い、私は毎日煉功、発正念、法を暗記することを続けました。
私は拘束されている人たちに真相を伝え始めました。警察官にやめるようにと注意されました。2人の同修に励まされ、法輪大法の歌を歌うことにしました。一曲一曲を歌い終える度に、みなは拍手喝采しました。2人の同修の内、1人は発正念をして、もう1人は進行係を担当しました。
警察官は手の施しようがなく、おろおろして、大声を上げ、私たちを止めようとしましたができませんでした。誰も警察官の言うことを聞きませんでした。すると、警察官の1人が私を指さしながら「歌うな、また歌ったら夕食を抜くぞ」と怒鳴りつけました。私は「ご飯は食べなくてもいいですが、歌は歌わなければなりません」と微笑みながら言いました。そして、私は歌い続けました。警察官は頭を振りながら、やむなく去って行きました。その日の私の夕食は本当にありませんでした。
このようにして、私は毎日歌い続けました。拘留されている人たちは歌声に心を揺り動かされ、みな私に大法の歌を学び、歌い始めました。ある人は自ら名前を名乗り、三退しました。ある人は私の連絡先を聞き、大法の五式の功法を教えてほしいと言いました。また、拘置所の庭での運動時間に私の窓口で「法輪大法は素晴らしい!」、あるいは「アンコール、アンコール!」と大声で叫び、握り拳を上げる人もいました。
私を罵った警察官も徐々に真相を理解するようになりました。私に食事をさせなかった警察官が、他の人に「あのおばさんにご飯を持って行って、急いで!」と催促するまでに変化しました。もう1人の警察官も握り拳を上げ「法輪大法は素晴らしい!」と叫びました。最初は、真相を聴くことを拒んだ警察官も、結局、私に功法を学び、動作の要領を聞きました。彼に大法の真相を伝えると「法輪大法は本当に素晴らしい」と言いました。
私は不当に15日間拘束されました。出所する日、拘束されている人たち全員が窓から、私に合掌しながら「法輪大法は素晴らしい」と叫んで、見送ってくれました。私もまたその人たちに「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい! と覚えておいてくださいね。真・善・忍に従い良い人を目指して、もう二度と過ちを犯さないでくださいね」と言いました。その人たちも声を揃え「はい、はい」と続けざまに答えていました。私を見送る警察官の顔にも笑みがこぼれていました。
今回の不当拘束を通して、私は大法の威力、正念の効果、全体の協調の重要性を、身をもって実感しました。それと同時に、闘争心、恨む心など、自我を放下し、慈悲心をもって衆生を救い済度することが重要であることも体得しました。