重慶市の学習者3人 冤罪による判決を不服とし上訴
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 【明慧日本2016年12月20日】重慶市栄昌区の法輪功学習者・何祖彬さん(39歳男性)、朱勇さん(40代)、金雨さん(43歳女性)の3人は、昨年4月19日、警官に不当に連行された。そして、今年10月20日、3人は栄昌区裁判所で実刑判決を言い渡された。その後、不服として、3人とも重慶市第五中級裁判所に上訴した。

 11月16日、何さんと朱さんの家族は午前、第五中級裁判所に行き、案件の担当者に会おうとしたが、裁判所内に入れてもらえなかった。家族は担当者に何度も電話をかけたが、担当者は電話にも出なかったという。

 何さんは法輪功を学んでいるとの理由で、1999年7.20以後、連行され、拘禁され、家宅捜索され、実刑判決を言い渡されるなどの迫害を受けた。

 2003年7月、何さんは永川区で待ち伏せしていた警官に不当に連行され、筋肉に食い込むほどきつく手錠をかけられ、火の付いたタバコで顔を焼かれるなどの迫害を加えられた。

 2004年11月29日、遂寧市でまたもや不当に連行された何さんは、2年6カ月の判決を下され、四川省五馬坪刑務所に収容された。

 昨年4月19日、何さんと妻は公安局の警官に不当に連行され、栄昌留置場に拘禁された。警官十数人が何さんの家へ行き、家宅捜索をし、大量の私物を押収した。その後、警官は何度も何さんの子供たちの学校(中学校と小学校)へ行って、子供たちにも嫌がらせや脅迫をした。

 何さんの妻は37日間拘禁され、解放されたが、何さんは10月20日に5年の不当な判決を下され、5000元の罰金まで科された。

 朱さんは益民機械会社の従業員であったが、2000年に、2年の不当な労働教養処分を下され、西山坪労働教養所に収容された。

 昨年4月19日、朱さんは他の法輪功学習者一家と家族ぐるみで嵐風林場に遊びに行ったとき、公安局の警官に連行され拘禁された。そして、10月20日に不当な実刑判決を受けたという。

 金さんは1996年から法輪功を学び始めた。中国共産党が法輪功を迫害してから、金さんは放浪生活を強いられた。また不当に連行され、思想改造施設に拘禁され、労働教養処分を下されるなど、迫害を受けてきた。

 昨年4月19日、金さんは公安局の警官に不当に連行され拘禁された。10月20日、金さんは実刑判決2年を言い渡され、2000元の罰金を科されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/23/338048.html)
 
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