弁護士依頼について同修の皆さんと交流したい
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年12月20日】迫害を受けているある同修が弁護士に案件を依頼しました。ある日、その弁護士はこんなことを言いました。迫害を受ける同修の家族はなかなか直接弁護士を探し当てることができない状況の中で、同修と自称する一部の他の地方の人たちが弁護士探しを請負い、家族から弁護士費用を受け取ってから案件を安価に弁護士に持ち掛けて、中間で仲介料を取ることが多発しているそうです。この事情は東北地方から始まって、今は全国各地に蔓延し、弁護士業界に非常に悪い影響を与えています。

 これを耳にしたのは偶然ではないと思います。私たちが大法弟子の修煉の道を正しく歩めるかどうか、これは大法弟子としての使命を果たせるかどうかにも関係し、非常に重大な事案です。以下において、地元で弁護士を探す過程での体験を書き出して、明慧ネットの一角を借りて同修の皆さんと交流し、ともに向上できればと思います。

 最初のころ、私たちも地元の弁護士を探すのに一苦労してから、目を他の地方に向けました。しかし、他の地方の弁護士を見つけてから気づいたのですが、その場合は費用が比較的に高い上、弁護士は往復の移動で疲れて、すべての精力を案件に集中できず、しかもタイムリーに依頼者や警察、検察、裁判所の職員などと会って交流することも不可能でした。同時に、私たちは地元での同修を助ける環境を切り開いていく必要があるという師父からのご教化を悟りました。

 また、衆生は大法による救いを待っており、弁護士も職業の特殊な性質上、その職業の中で救いを待ちながら、自分の職業を通じて大法に貢献することができます。もし私たちが地元でこのような環境をきちんと切り開くことができなければ、それらの生命の救い済度も阻まれてしまうと悟りました。

 そこで、私たちは地元で発生した同修の不当な連行の案件をきっかけに地元の弁護士を探し、1人1人を訪ねて、大法が迫害されている真相を伝えることにしました。弁護士に真相を伝える過程は、私たちの自分を修める過程でもありました。

 最初、弁護士たちはみなさまざまな観念を持っていて、司法当局からの圧力を受け、さらに各自の経歴や中国共産党の宣伝の影響を受けて、「法輪功のための弁護には意味なく、弁護してもしなくても結果は同じだ」という認識を持っていました。彼らの認識は私たち自身の観念の反映でもありました。私たちは弁護士と接する過程で絶えず学法し、観念を改め、関連する法律条文を閲覧し、中国共産党政権の下での法律制度を知った後に、大法を修煉することはまったく罪に当たらないと、もっとはっきりと分かるようになりました。弁護士も私たちと協力する過程で大法のことをもっと理解できて、大法の良さを認め、生きたマスコミとして友人や同僚に大法の事を正しく宣伝していました。

 当初、私たちと会うだけ会ってみると言った弁護士は、今は自ら司法当局に連絡し、全過程での弁護をしたいと申し出ました。ある弁護士はただ理論上、法輪功修煉者たちが迫害を受けていることを知っていましたが、1回だけの弁護に参加した後、直接私達にこう言いました。「多くの法律の書籍を調べ、弁護の材料を整理した後に、法輪功修煉者たちが間違いなく迫害を受けていることを知りました。中国共産党は罪を犯しています。このような案件をもっと受け入れます」。他の弁護士から、法輪功関連の案件にあまりかかわらない方が良いと言われたさい、その弁護士は「私は法律に基づき、処理すべき案件を受け入れているだけです。何の問題があるでしょう?!」と答えました。ある弁護士は私たちと緊密に連絡を取り合い、何かの情報があればすぐに知らせてくれ、私たちとの交流を好んでいました。ある弁護士は大法の本を求め、「なぜ中国共産党はこんなに法輪功を弾圧したいのか、見てみたい」と言いました。

 私達も弁護士に案件を依頼する過程で、法理上の認識不足を正し、依頼心を放下し、衆生を救う責任をもっと明確に認識しました。私たちは修煉の道を正しく歩み始めたとき、大法の智慧に恵まれ、歩む道もますます広くなりました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/14/338914.html)
 
関連文章