北京、検察から冤罪の証拠が差し戻された
■ 印刷版
 

 【明慧日本2016年11月20日】北京市朝陽区に在住する法輪功学習者・毛鳳蘭さん(60)の弁護人・陳智勇さんは、今月3日、区検察庁の検察官に意見書を提出し、毛さんの無罪解放を求めた。

 今月7日、毛さんを罪に陥れるための証拠資料が検察庁から朝陽公安局に差し戻された。午後、検察は弁護士に毛さんの案件は半月延期されたと通知した。毛さんは今年7月21日の朝、十八里店派出所の警官に身柄を拘束された。警官らは毛さんの自宅から現金数万元、プリンター、パソコン、法輪功の関連書籍などの私物を押収した。毛さんは現在も留置場に拘禁されている。

 毛さんは法輪功を学んでから、持病が完治し、心も穏やかになり、明るくなった。そのため、法輪功から恩恵を受けたことを人々に伝えたいと言っている。しかし、毛さんは法輪功を学んでいるとの理由で、かつて2回、合計4年あまりの労働教養処分を科された。さらに、洗脳班に送られ、警官らに嫌がらせを受けるなどの迫害を受けた。

 現在の法律では、法輪功の関連書籍を待つことは違法だと定められていない。ましてや家宅捜査をした関係者は、捜査令状も提示せずに違法行為をしている。そのうえ、捜査の過程において第三者がいなかったため、本当に毛さんの家から押収した物だと証明できないので、いわゆる証拠にはならない。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/13/337609.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2016/11/18/159990.html)
 
関連文章