四川省・周蓉さん 駅の安全検査で不法に連行・拘禁
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 【明慧日本2016年12月23日】四川省達州市開江県の法輪功学習者・周蓉さんは駅の安全検査で不当に連行されて取り調べにより、今年5月初めに1年半の実刑判決を下された。

 昨年7月25日、周蓉さんと夫(学習者ではない)は成都の娘の家を訪ね、達州駅で受けた安全検査を通過する時に、身分証明書が開江県国保大隊のブラック・リストに記載されていたため、警察官に強制的に身体検査され、ノートパソコン1台、真相貨幣、江沢民を告訴した訴状、および大法の書籍があるUSBメモリ、MP4音楽のプレーヤーなどが発見され、直ちに達州駅の鉄道警察官に夫と一緒に捕まり、すぐさま開江県国保大隊に引き渡されたが、学習者でない夫は翌日家に戻された。

 昨年8月8日、周さんは開江検察庁の人員に不当に連行された。

 同年8月10日午後、開江県国保大隊の大隊長の胡昊、政治工作員の譚天文、東城派出所警官の湯石、新寧鎮の浜河区主任の漆楚竹(女性)ら一行4人は、不当に周さんの家の家宅捜索を行い、強制的に家財を差し押さえた。8月27日、胡昊の一行は成都で居住している娘の家まで行き、不当に家財を差し押さえたが、胡昊の一行らが欲しい証拠となる物品が見つからなかった。

 9月末、国保大隊はでたらめな誣告(ぶこく・故意に事実を偽って告げること)の証拠の品を開江県検察庁に引き渡したが、検察庁にこれを拒否された。国保大隊はまた改めて証拠をでっち上げ、今年1月にもう1度検察庁に送った。今年3月23日開江裁判所は世間を欺くため、こっそりと地元でない異郷の達州市裁判所で裁判を開き、懲役1年半の判決を言い渡した。そして、5月はじめに達州市留置場に周蓉さんを送った。

 上記は周さんの3回目の迫害になる。1回目は2005年6月、開江県の610弁公室と県購買・販売協同組合の人員が周蓉さんを連行して、達州市思想改造施設に入れようとしたため、周さんはしかたなく家を出た。2回目は2006年12月18日、開江県国保大隊が協力しないまま、強制的に家財を差し押さえたが、1部の「明慧週刊」の書き写ししか見つからなかった。しかし、それでも不当に1年半の資中県女子労動教養所処分となり、迫害された。

 最近の情報によると、今年5月初め、達州市の610弁公室の人員は、達州駅の安全検査のブラック・リストを調べあげ、本来は少数の重要人物のみのところを、現在は、すべての法輪功をする人たちの名簿に組み替えて、達州市管轄区の駅で安全検査を通過していても、警察に通報する仕組みになっている。すでに安全検査で数人の学習者が尋問され、1人は携帯電話に大法の内容があったために、不当に4時間も拘留された。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/6/16/330098.html)
 
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