遼寧省瀋陽市の学習者12人が不当に強制連行(写真)
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  【明慧日本2016年12月26日】遼寧省瀋陽市の遼中区国保警察大隊長・李偉は、11月3日、二十数人の警官らを連れて、民衆に新年のカレンダーを贈呈するため配布していた法輪功学習者12人に対して、家財を押収し、怒鳴りつけて暴力を振るい、殴打し、不当に拘禁した。

  李は度々、連行された学習者に「とことんまで刑務所の柵の中で拘禁してやるぞ」と怒鳴った。

  以下は、12人の学習者が不当に連行され、家財を押収され、拘禁された経過である。

  11月3日、学習者・安静さん、韓青さんと母親の于春艶さん、葉中秋さん、陳洪さんなど12人(50歳を過ぎた女性ばかりで、中には70代の年配者も3人いた)が、遼中区大黒郷と養士卜郷で民衆に新年のカレンダーを贈呈し、配っていた。

  悪意のある人が警察に通報したため、約10人の警官らが来て、学習者たちを大黒郷派出所に不当に連行した。陳洪さんは警官に平手打ちをされた。安静さんは連行した時、2人の警官に腕を抱えられて、パトカーの中にひっぱり押し込められた。警官は家財を押収した時、安さんの家の引き出しから1万8千元の現金と2千台湾ドルを取り出した。安さんは「息子の生活費です」と教えたにも関わらず、警官は話を無視して金を全額押収した。

  二十数人の警官らは、連行された学習者の家でパソコン、携帯電話などの私物や現金を大量に押収した。葉さんの家では金のネックレスを押収し、署名と拇印を強要したが葉さんに拒否されたため、警官は葉さんに対して平手打ちをした。

  11月4日、連行された12人の学習者は瀋陽市留置場に送られ、中の2人は健康診断で不合格のため家に戻された。

 李伟

 李偉は「業績」を上げるため「事件の内容」を作り上げ「特別調査チーム」を成立し、自分が組長を担当した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/25/338122.html)
 
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