山東省汶上県の法輪功学習者2人に懲役刑
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 【明慧日本2016年12月26日】山東省汶上県の法輪功学習者・曹利華さん、秀清さんは今年10月、汶上県裁判所に不当に判決を下され、それぞれ利華さんには1年6カ月、秀清さんには1年の懲役刑を受けた。現在2人は済南の某刑務所(具体的にどこか不明)に不当に拘禁されている。

 今年5月29日午後、曹さんと秀さんは汶上県次丘鎮で法輪功迫害の真相資料を配布していた際、中国共産党の虚言に騙された人に密告され、派出所まで連行され、当日の夜、警官に尋問されたという。翌日の昼間ごろ、曹さんは家宅捜索をされ、大法の書籍、DVD、一部の紙幣など押収された。当日午後、公安局からの拘束通知書が届いた。2人は済寧留置場に入れられ拘束された。当時、曹さんの息子は中学3年生で、面倒を見てくれる人がいなくなり、叔父さんに引き取ってもらった。秀さんの2人の娘も学校に通っており、他にも88歳のお婆さんがいる。

 曹さんの家族は弁護士を雇った。情報筋によると、済寧検察庁の担当者が真相を聞いた後、冤罪(えんざい・無実でありながらも犯罪者として扱われてしまうこと。濡れ衣ともいう)をかけたくないと言うと、これを聞いた汶上県の公安局長・許文祥は、判決を下すように強く要請しているという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/22/339232.html)
 
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