大連市の善良な女性学習者 6カ月以上留置場に拘禁
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  【明慧日本2017年2月15日】遼寧省大連市沙河口区の法輪功学習者・徐桂蘭さん(67歳女性)は、昨年6月28日に、同市公安局の「統一行動」を実行する五一広場派出所の警官らに、自宅で連行された。

 現在、徐さんの案件は裁判所に移された。1月6日、徐さんの弁護士は裁判所に行って案件を閲覧し、徐さんに対する裁判は、お正月(旧暦正月)後に予定していることがわかった。

 昨年6月28日朝6時過ぎ、派出所の警官は徐さんの家に不法侵入して、すぐに家宅捜索を開始した。パソコン、プリンター、法輪功の真相資料、電話帳などの私物を押収し、警官らは徐さんを派出所に連行した。派出所で、夜10時まで尋問を受けたが、徐さんは何もしゃべらなかったという。

 警官は徐さんに「江沢民を告訴しない」という書面で、保証書を書くように言ったが、拒否された。その翌日、徐さんは留置場に送られた。

 6月29日、徐さんの家族は大連市公安局沙口区分局から発行した「拘留通知書」を受け取った。その後、家族は着替えを持って、留置場に行ったが「面会ができない」と言われた。

 7月下旬、弁護士は初めて徐さんと面会ができた。徐さんは痩せており、精神状態も良くなかった。「私の脈拍が弱くて遅く、1分間30回しかない」と徐さんは弁護士に言った。

 徐さんは連行された当日、夫(法輪功を学んでいない)は出勤したが、尾行していた警官に連行された。派出所に連行された夫は「法輪功を学んでいるのか? 家に訪ねた人の名前を知っているのか」などいろいろ尋問され、夜11時になってやっと解放されたが、怖くなって自宅に帰れず、親戚の家に行くしかなかった。いまだに夫は警官が、いつ、家宅捜索しに来るかと恐れている。

 夫は、妻が法輪功を学んで健康を取り戻したことを目の当たりにし、妻が犯罪を犯していないとわかっており、法律の本を買って、妻の冤罪を訴えようとしている。夫は毎日、退勤して帰宅後、法律の本を読み弁護文を書き、弁護士も雇った。

 徐さんは1993年から法輪功を学びはじめ、患っていた子宮筋腫、心臓病が治った。徐さん夫婦は義父と一緒に暮らした5年の間、徐さんは嫌な顔ひとつせず毎日義父の世話をした。

 しかし、 徐さんは、いまだに大連市留置場に拘禁されているという。 

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/21/341146.html )
 
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