真に修めれば、邪悪は自滅する
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文╱中国の大法弟子 心蓮

 【明慧日本2017年3月2日】

 旧勢力の経済的迫害を打破する

 2003年の初め頃、私は2年間の不当な労働教養を終え家に帰って来ました。翌日、職場に行って仕事への復帰を求めましたが、上司から「あなたはすでに解雇された」と言われました。直ちに交通局に交渉に行くと、法輪功の迫害を担当する幹部は「県の610弁公室から解雇令が出たので、彼らに言いなさい」と責任を転嫁しました。県の610弁公室の主任に面会を求めましたが、彼は私に会う勇気がなく、私を正門の外に止め「交通局と相談してから返事をする」と電話で伝えてくれました。翌日、交通局の幹部数人が家に来て「煉功しない保証書を書けば、仕事に復帰してもいい」と言い残しました。

 私は師父と大法を固く信じ、邪悪に協力せず、真相を伝える以外に決して妥協しませんでした。職場復帰への闘いは8カ月も続きました。その間、真っ向からの対立もあれば、一方的な脅迫と誘惑、さらに恐喝もありました。彼らは「煉功しない保証書がなければ、仕事への復帰もない」とのことでした。最初、彼らは私に保証書を書かせようとしましたが、その後、出来上がったものにサインしてほしいと言い、最後に担当幹部が自ら代筆しようとしました。私はそれらをすべて拒否し、彼らの犯罪を許しませんでした。担当幹部は逆上して「そうだよ、俺は邪悪だ。それがどうした? お前は書かなければだめだ」と大声で騒ぎました。私は「一正が百邪を圧することができる」[1]と彼に厳正に告げました。結局、邪悪は自滅しました。いかなる追加条件もないままで、私は職場への復帰が出来ました。

 特筆に値するのは、仕事へ復帰してから1カ月も経たないうちに、私は130平米の福祉住宅を割り当てられました。当時、そのことで交通局と職場は大変な騒ぎになりました。工場長は「交通局の福祉住宅はあなたを待っていました。実は、あなたが労働教養を科せられてから、あのマンションが出来上がりました。しかし、ずっと割当をせず、あなたの帰りを待っていたようですね」と言いました。また「将来、あなたがマンションを売却するなら、ぜひ私に譲ってください。あなたの幸運を貰いたいのです」と言う人もいました。私は笑いながら「それなら、大法修煉をしてください。それは大法修煉から得た福ですから」と言いました。

 もちろん、その間には名誉や利益を放下できるかどうかの試練もありました。なぜならば、仕事への復帰は福祉住宅と繋がっているので、仕事への復帰がなければ、福祉住宅もないことが分かっていました。しかし、私は「煉功しない保証書」をきっぱり断り、毅然として大法を選び、すべてを放下したからこそ、何も失わない結果になりました。師父の弟子に対する励ましに感謝いたします。ありがとうございました!

 身体への旧勢力の迫害を解体する

 2012年、人心はなかなか消去できず、邪悪に隙に乗じられ、下腹部に拳ぐらいのしこりが出来てしまいました。邪悪は様々な手口を使って、病気だと認めさせようとしました。ある日、友人から電話があって、しばらく会っていないから来てほしいと言われました。彼女は大きな手術を受けたばかりで、子宮を摘出したとのことでした。彼女は自分の病状と治療の全過程を赤裸々に語りましたが、その説明は私の症状とそっくりでした。

 私はすぐに「邪悪は仮相を作って私に病気だと認めさせようとしている」と察知し 「たとえ私に漏れがあったとしても、それを大法の中で正し、邪悪からの妨害を許しません」と正念を発しました。私は心を静めて内に向けて探し、心性を高めるように努めて、知らず知らずのうちに邪悪は解体され、いつの間にか身体にあるしこりも消えてなくなり、すべて正常に戻りました。この経験を書き出したのは、病魔の仮相に妨害されている同修と交流したいからです。身体にどんな仮相が現れても、決して認めてはいけません。なぜなら、師父は最初から私達の病業を全部取り除いてくださり、修煉者には病気などないはずです。結局のところ、私達が真に修めているかどうか、真に師父を信じているかどうかにかかります。法と師を真に信じて、内に向けて探せば、邪悪は自ら滅びます。

 恐れる心を取り除き、邪悪の連行を解体する

 2015年、江沢民を告訴する大きな潮流が押し寄せて来ました。私も実名で江沢民を告訴し、告訴状を書けない同修のために資料を準備しました。その過程で、人数を求める心と責任感に欠ける所があって、邪悪に隙に乗じられました。1人の同修は恐れる心があったため、彼女の告訴状を代筆した私を警官に白状しました。邪悪は我が家に来て、私を連行しようとしました。当時、ちょうど天安門広場で軍事パレードを行う時期で、至る所に警官がいっぱいで、とても緊迫した状況でした。私は2人の同修と一緒にしばらく他の同修の家に避難しようとして、車を出しましたが、すぐに警官に止められました。その時、私のカバンに大法の書籍と資料がいっぱい入っていました。私は師父にご加持をお願いし、すべて師父のおっしゃる通りにしようと決めました。

 翌日、同修の家で師父の法である「誰が妨害していても、それは一時的なもので、皆虚像であり、主流ではなく、空気のような流れに過ぎません」[2]を学んだ時、私は心が震えました。「なるほど、この仮相は風のように、すぐに吹き抜けてしまい、もしかしたら、数千年、数万年も過ぎてしまったかも知れない。邪悪は私にとってもう存在していないのだ」と悟りました。師父はまた次の光景を見せて下さいました。1匹の怪我だらけの犬が私に噛み付こうとしましたが、ブルブル震えていました。私を迫害しようとする邪悪はすでに解体されたと私は理解して、軍事パレードの戒厳令が解除された当日の午後、家に戻りました。でも、その時期、江沢民を告訴した多くの同修が連行されました。

 師父の慈悲なるご加護にお礼を申し上げます。弟子はただただ着実に修めて、師父のご恩に報いるしかありません。ありがとうございました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [2] 李洪志師父の著作:『二〇〇三年元宵節での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/25/343532.html)
 
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