米・ニュージャージ州で大法修煉交流会が開催される
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 【明慧日本2017年3月21日】(米ニュージャージー=明慧記者・辛吉)米国ニュージャーー州の法輪功学習者は3月4日、州の中部で法輪大法修煉交流会を開催した。多民族の法輪功学習者22人が日ごろの修煉体験、「真・善・忍」の法理を遵守して修煉し、大法の中で恩恵を受けたこと、学法すること、内に向けて探すこと、真相を伝えるプロジェクトの中で自我を放下し協調したこと、真相を伝え衆生を救うことなどについて発表した。発表者の中には20年以上も修煉した古い学習者もいれば、修煉を始めたばかりの新しい学習者もいた。

'图:法会现场照片'
法輪大法修煉交流会の会場

 修煉を高める根本は、より多く学法すること

 プリンストンから交流会に参加した徐さんは、法の暗記について発表した。彼女は、自分の修煉がついていけない根本的な原因は学法にあると分かり、以後自分を厳しく律することを決心し、法の暗記をはじめ、4カ月で一通りを暗記し終えた。そこで分かったことは、以前の自分は学法するとき、心を静めて学法せず、何回も読んだから法理は分かっていると思っていたという。以前学法するときは目で文字を追い、口先だけで読み、頭の中では穂儒家(孔子を祖とする学派の 儒教学者)のことを考えていた。法の暗記を通して以前の自分は法理を理解したつもりでも、本当は理解していなかったという。法を暗記する良いところは、法理が脳裏に入り、毎日の学法は無駄にならなかった。暗記するときは量を求めず、確実に一言一言を暗記し、法理とその内在的な関係を理解し、詳細な体得を悟り、法の内包を求めた。そのため以前の学法の仕方では読み取れなかった法理がはっきりと分かるようになったという。

 ニューアークから参加した湯さんも法の暗記について発表した。彼女は法の暗記の過程で求める心が存在すると分かり、法を暗記すれば必ずや自分を高めることができ収穫があると思い、求めずに得られる境地に達していなかった。そのため法の暗記は出来たが、法理の内包を理解していなかった。最近、明慧ネットで同修の交流文を読み、よりよく学法することは衆生を救うためであると書いてあった。そこで自分と同修とのギャップを見つけ、自分の法の暗記の目的と出発点に私心が隠れていたことが分かった。法の暗記をすることは収穫を得ることだと考えていたことは、間違っていたと分かったという。

 内に向けて探し、心性を実修する

 湯さんは内に向けて探すこともここで分かち合った。彼女の仕事場のシンクにはいつも茶葉が溜まりぱっなしで、誰も捨てようとしなかった。彼女は数回掃除しただが、やはり捨てられ続け、不満の心が現れた。そこで彼女が思ったのは、修煉者は他人のためにすべき生命にならなければならず、なぜこのような些細なことで不満になるのかを、内に向けて探してみると、面子を重んじる心があり、掃除をする仕事は低レベルのことで、他の人は掃除しないのだと考えたのは、人に学び法理に基いて行っていない心理状態によるものだと分かった。そして彼女は人間の観念を突破して、どんなことにおいても他人のことをまず先に考え、茶葉が溜まると彼女は積極的に掃除した。実修を通して彼女は、自分の容量が増大し、他人の欠点を見なくなり、自分の一つの考え一つの思いが法に符合しているかどうかを見るようになったという。

 ニュージャージー州バーゲン郡から参加した王さんは、自分が学法して実修する中で内に向けて探した体験を話した。師父は内に向けて探したくないあらゆる表象について指摘された。自分は師父が指摘されたように内に向けて探さず、「説明し続ける」人で、内に向けて探したとしても必ず「しかし」という言葉が口から出てきて、内に向けて探しているうちに、何らかの理由を見つけては、深く探すことを拒んでいた。実のところこれは内に向けて探したくない本質の表れであり、自己保身の反映でもあり、自分を欺いていると悟った。悟ったあと、彼女は師父の法理に基いて行い、言い訳をせずに無条件に内に向けて探し、いかなるよくないものや外来の妨害を認めず、現れたらすぐ正念をもって取り除くようにしたという。

 中国領事館の前で 人々に真相を伝える

 黄さんはニュージャージー州セコーカス地区からの参加者で、ニューヨークの中国領事館の前で法輪功の真相を伝えた体験を発表し、会場内の人を感動させた。黄さんは中国からアメリカにわたり、3年前から領事館前で真相を伝えることを全身全霊で行ってきた。15年以上ここで真相を伝え続けている同修と一緒に人々に真相を伝えた-

 「私はもともと無趣味の人間で、人が喜ぶようなことに、私は興味がありませんでした。しかし、この中国領事館前で、私はやっと自分が最もしたかったことを見つけ出すことが出来ました」と話した。たどたどしい英語は障碍にはならず、誠心誠意に訴える姿が障碍を取り払い、多くの西洋人が彼女の真相伝えを聞きたがり、迫害の真相チラシを受け取ったという。60歳を過ぎた黄さんはあちこち駆け回り真相を伝えるので、身体は燕のように身軽く、同修たちは彼女のことを「燕」と呼んでいる。彼女から蓮の花をもらい真相を聞いた足に障害のある障害者が、それ以降、健康になり、わざわざ領事館前の活動場を訪れ、彼女と法輪功に感謝したという。

 中国領事館前は毎日のように正邪のいの場でもあり、黄さんは同修たちと正念で邪悪の罵声、妨害や世人に対する良くないものを取り除いた。絶え間なく罵る者たちと闘い、領事館前で法輪功への迫害のチラシを配り、人々に真相を伝え続け、人の表面に現れる無礼な言動や罵りを気にせず、人を救っているという大きな心で穏やかに真相を伝え、善を勧めているという。いつの間にか、正が邪を圧し、長い間の努力の結果、罵る者達は二度と人を間違った方向へ誘うビラを、ここ中国領事館前で配らなくなったという。

 神韻の活動を通して、自我を放下し全体と協調する

 ブリッジウォーター市から参加した黄さんは、神韻の活動を通して全体と協調し、精進した修煉過程を発表した。彼女が住む街では、神韻を紹介する小冊子をドアノブに掛けている。これを実施する予定のバーゲン郡までの距離は遠く、車で1時間以上もかかり、この地区で掛け終わると、街を通って別の地区に行かなければならず、体力の消耗がとても大きく、風雨や厳寒に直面しなければならなかった。最初は参加する同修が少なく、彼らはグループ学法の際にこれについて交流し、どのようにすれば改善できるかを交流してきた。同修たちはお互いに交流し、人を救う重要性を認識し、自我を放下して、全体と協調する重要性を改めて認識し、以後、参加する同修が増え続けていったという。

 感謝祭の金曜日の週末、同修は6台の車に分乗して、年配者から子供まで黙々と助け合い、協調し合い、2日間で受け取った3千500部の全部をドアノブに掛け終えた。この小冊子を全て掛け終えたことを通して皆が認識を修煉の上においても高めることができ、精進できた。飛脚の神通力を持つ同修者は1人で3人分の量を受け持ったり、また、赤ちゃん連れの同修は前半と後半に分けて配り、自分の能力に合わせて皆それぞれが頑張った。車で移動中や休憩時間は同修の修煉の貴重な交流時間となり、一途に師父に手伝って正法の仕事を行い、心が一つになり、修煉者が一緒にいる穏やかな場を深く感じ、同時に修煉の機会を大切にしたという。

 西洋人学習者の集団修煉の環境に対する認識

 西洋人の学習者は十数年来の修煉過程を皆と分かち合った。集団による修煉の環境が自分の修煉状態を維持し、衆生を救う上においても重要な役割を果たしたという。彼女は2000年から修煉を始めた時、集団学法、集団煉功交流会を重視していた。しかしここ5カ月は仕事が忙しく、その他の要素もあり、集団学法に参加することが少なくなり、全体活動にも参加できなくなっていったという。彼女は1人でも学法ができるが、やはり修煉の環境から離脱していると感じ、修煉が停滞し難から抜け出すことが出来なくなった。今後、彼女はあらゆる努力をして集団学法や煉功、交流会に参加することに決め、同時に当地の活動にも参加すると発表した。この体験文を書き終え、さらに同修と分かち合いたいという。

 参加者は師父と大法の御恩に感謝する

 今年は師父が法を伝え出されてから25周年の記念の年であり、今回の交流会の開催は、学習者一人一人の修煉にとって貴重な機会となった。私たちは厳粛に真面目に自分の修煉を見直すべき時期に来ており、同修と比較して精進邁進し、残された修煉の道を正しく歩むべきである。

 参加者の竹さんは 「今回の交流会はどの交流会よりも心を大きく打ちました。なぜならば発表した同修たちはよく知っている同修で、いつもと同じように衆生を救い済度するプロジェクトで仕事をしている仲間です。彼らは個人修煉の面においても、師に手伝って衆生を救う面においても、いつも自分を厳しく律し、法の上でも自分を厳しく修煉し、本当に学ぶことが多く、私の修煉の昇華に大きな手助けになりました」と話した。

 張さんは感慨深げに 「大法が広く伝えだされてから25年になり、これを記念する意義はとても深いのです。私たちの修煉にしても、真相を伝えることにしても、師に手伝って正法を広めることにしても、すべて師父が時間を延長してくださいました。この大法修煉交流会は貴重で有意義なものであり、25周年を迎えて私たちが師父にそれぞれの修煉の答案用紙を提出する時であると認識しています」と話した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/3/6/343907.html)
 
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