西洋人カップルの奇縁
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文/若思

 【明慧日本2017年3月22日】オクサナさんは美しくて有能な東ヨーロッパの女性ですが、30歳過ぎになっても伴侶を見つけることができませんでした。ある日、彼女は奇妙な発想から自身に一つの期限を設けました。運命を掌る神の按排なのか、期限の最終日に、彼女は今の夫に出会うことができただけではなく、心の中でずっと探し求めていた大法も得ることができました。

'图1:奥克萨那和她的先生'
オクサナさんとご主人

 オクサナさんは明るくてとても能弁です。彼女は十数歳で家を離れて地方に勉強しに行き、若い頃から社会に入り、政府機関の多くの異なる部署に勤めたことがあります。彼女は本を読むのが大好きで、自然と人生の奥義を探求し、ヨガを2年ほどやりました。彼女は現代人の長続きしない愛情と結婚に失望して永久不変の愛を望んでいました。長年待ち続けた後、彼女はついに願望が叶えられて、知己を見つけました。

 オクサナさんのご主人は心療内科医で、中国茶や食品から中国のカンフーまで、中国文化がとても好きで、名実ともに中国のファンです。さらに不思議なのは、ヨーロッパ生まれの彼は小さいときから佛法を学びたいと言い出し、佛と縁のあるタイプの人です。2003年のある日、彼は「ルーマニアに行きなさい。そこで探し求めていたものが見つかる」という声が聞こえたそうです。彼はルーマニアに行って、あるブックフェアでルーマニア版の『轉法輪』を見つけて、法輪功を修煉し始めました。

 彼らの婚姻は運命で定められていたようです。オクサナさんは「夫と初対面の数日前に、彼がじきに妻になる女性に出会えるという声を聞いたそうです」と言いました。当時、彼らは面識があったものの、付き合っていませんでした。ある日、彼は同級生からオクサナさんの名前を耳にして、オクサナさんの電話番号を教えてもらい、彼女をデートに誘いました。

 彼は『轉法輪』を持って行き、オクサナさんに法輪功を紹介しました。オクサナさんは夢中で聞き入り、「真・善・忍、修煉、返本帰真」がまさに自分が探し求めていた人生の意義だと思いました。彼らは長くこれらについて話し、大法が彼らの心を近づけました。彼からプロポーズされたオクサナさんは迷いなく承諾しました。結婚後、彼らは幸せな充実した日々を送り、よくコミュニティのイベントにも参加し、法輪大法の素晴らしさを現地の住民に伝えました。

 2016年、オクサナさんは全額奨学金を得て、米国のある大学に1年間研修にいきました。その大学には多くの中国人留学生がいて、オクサナさんは彼らに真相を伝える機会が与えられたことをうれしく思いました。

 ある時、オクサナさんは中国共産党による法輪功修煉者への臓器狩りを制止する展示板を持って、キャンパスで署名を求めていました。1人の女性中国人留学生が彼女に向けて大声で叫びました。はじめ、オクサナさんは驚いて「ここは米国ですが、あなたはどうして私にこのような態度を取るのですか?」と相手に言いました。中国人女性は中国共産党が法輪功を中傷する嘘と偽りを一通り復唱した後、オクサナさんにどこから臓器狩りの情報を得たかと聞きました。

 オクサナさんは相手が中国共産党の嘘に騙されたことに気づき、落ち着いてその中国人女性にこう言いました。「私は中国に対して敵意はありません。逆に、私は中国と中国文化を心から愛しています。しかし、中国共産党による法輪功への迫害や、法輪功学習者への臓器狩りといった行為は必ず制止しなければなりません」と、彼女にカナダの独立調査レポート、欧州議会と米国国会で通過した中国共産党の臓器狩りを非難する決議案、そして多くの証拠や証言を紹介しました。最後に、中国人女性は携帯電話で展示板の写真を撮影し、インターネットで確かめると言いました。

 オクサナさんのルームメイトも中国大陸からきた新入生で、はじめは西洋人の法輪功修煉者に警戒心を持っていました。しばらく付き合ってから、ルームメイトは見方を変えて、彼女に友好的になり、中国料理もご馳走しました。もう1人の博士号を目指す中国人女性はオクサナさんと一緒に授業を受けており、法輪功の真相を聞いてから自分も法輪功を学びたいと言いました。

 今、オクサナさんは法輪大法を修煉してからまもなく8年になります。彼女は「私の最大の感銘は、人生の意義を見つけたことです!」と言いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/3/5/343861.html)
 
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