遼寧省,公訴人の起訴が失敗
【明慧日本2017年3月25日】2017年3月17日、遼寧省錦州市黑山県裁判所で、同県太和鎮劉二金村在住の法輪功学習者・薛国瑞さんに対し、不当な裁判が行われた。
薛さんは、法廷の場で、自己弁護が禁じられたなかで、弁護士2人は被告人の冤罪を訴えた。
「公安局から検察庁に渡された正式な書類に必要な捺印がありませんでした。家を建てるのと同じように、基礎作りの公安局が罪を証明する書類もできていないまま、その訴状を検察庁に渡したら、検察庁が存在として成り立たなくなり、まるでいきなり屋上を作ることができないと同じで、裁判所はどうやって罪を定めるかわからないことと同様だ」と宋弁護士が指摘した。
すると、公訴人は、秘密裏にある人からの情報により薛に罪があると強調した。
藺弁護士は、「それならば、その人がなぜ出廷して、証人として情報を述べないのですか」と詰問した。
結局、公訴人は反論できずに起訴の理由も証拠もなく却下された。裁判長は、20日後に、判決を出すべく再審を命じた。