武漢市の学習者・汪鎖仙さん 懲役4年の冤罪を着せられる
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 【明慧日本2017年3月12日】湖北省武漢市の法輪功学習者・汪鎖仙さん(65)は、昨年12月に現地の裁判所に懲役4年の判決を言い渡された。

 昨年3月22日午前、汪さんと同市の法輪功学習者・王巧蘭さん(70)が、開塀区の近くで法輪功に対する迫害の真相のシールを貼っていた時、町内の書記と主任に見つかった。主任の雷鋼がすぐ地元の警官に通報したため、しばらくして、2人は東西湖呉家山街派出所の警官に不当に連行された。

 22日の夜、派出所の警官は汪さんと王さんに対して尋問を行い、強引に採血し、「保証書」を書くように強制した。しかし、汪さんは警官の質問に答えなかったため、警官に殴られた。翌日の23日、王さんは家族に迎えられ帰宅した。汪さんは10日間、留置場に行政処分として拘留された。

 東西湖裁判所は、昨年12月6日午前9時、汪さんに対する不当な裁判を行った。汪さんの弁護士は無罪の弁護を行ったが、当日の法廷では判決までには至らなかった。数日後、汪さんは懲役4年の判決を下され、罰金1万元の支払いを命じられた。

 東西湖呉家山街派出所で、毛雯、肖喆、邵或峰、胡継剛、朱可軍、巴航、丁飛標、敬小勇、林興華、阮浩、李偉、程林、張志国、付翔、林興華の15人の警官たちは、相前後して不当な尋問に参与した。

 汪さんが連行された後、家族はずっと東西湖政法委と各関係部門に汪さんの解放を求め続けた。東西湖政法委610弁公室の頭目・曹斌は、何回も汪さんの家族を脅した。曹斌は汪さんの末の妹に「お前の姉がまた来れば、連行するぞ」と脅し、また汪さんの兄に「俺に法律を言うってか? 俺に力がないと思うなよ、俺が1本電話すれば、お前を徹底的にやっつけられるぞ」と脅した。さらに汪さんの息子が仕事をしているのをいいことに、脅しては恐喝した。

 17年の間、汪さんは少なくとも7回も思想改造施設に連行されたことがある。その間、汪さんとその家族は想像に絶する圧力と苦痛に耐えてきた。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/19/343277.html)
 
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