文╱中国の大法弟子
「あなたはきっと法輪功の修煉者でしょう」
【明慧日本2017年3月28日】数日前、私は社長と一緒に内装材を購入に行き、6800元の材料費を支払いました。翌日座禅をした時、脳裏には突然「支払った金額は間違っていた」との一念が閃きました。
座禅が終わって、私は詳しく購入した明細をチェックし、相手に7300元を支払うべきで、500元少なく支払った事が分かりました。そこで、私は社長に事情を説明しました。以前、社長に法輪功の真相を話した事がありますが、今度、さらに何事も他人のために考え、得と失の関係の法理について話しました。社長は「あなたは長年うちで真面目にこつこつと働き、名誉や利益にこだわらず、あなた達法輪功の修煉者は皆良い人だと分かっている。そうだね。あなたの言う通りにしよう。さもなければ、誰も500元を返さないだろう」と言いました。
私は内装材の専門店に行って、そこの張社長に再度金額の確認をお願いしました。張社長はとても面倒くさそうに「昨日の帳面はもうしめましたから」と言いました。再三に頼んだ結果、彼はやっと渋々帳簿を調べました。そして、500元を少なく貰ったことが分かりました。張社長は驚いて「あなたは500元の不足分を支払うために来たのですか」と言うので、私は「そうです。私は修煉者です。うちの社長も道理をわきまえている人で、あなたに損をさせたくなく、不足の500元を支払うべきだと言っています」と言いました。張社長はとても感激して、「あなたはきっと法輪功の修煉者でしょう。あなた達は皆良い人ですね」と言いました。
私は「法輪功は真・善・忍に基づいて身を処して、良い人になるように教えています。しかし、中国共産党は偽・悪・闘を行い、真・善・忍を許さず、修煉者を連行、逮捕、監禁、拷問、殺害、さらに生体から臓器を摘出して暴利を貪っています」と話しました。
彼は「共産党の本質について、私もよく分かっています。父は冤罪で刑を下され、8年間も刑務所に入れられ、保釈されてまもなく亡くなりました」と話し、さらに、「共産党と政府は国民に酷いことをやり過ぎです。彼らのことを信じてはいけません」と言いました。最後に、彼は躊躇せず共産党と共産主義青年団から退きました。
列車での出来事
2012年の冬、私は姉と一緒に地方の親戚の家に行きました。ちょっと長い旅でしたので、子供達は私達に三つの席を買ってくれて、「疲れたら、交代で横になってくださいね」と気遣ってくれました。
乗車した後、2駅を過ぎると、乗客が上がってきて、1人は私達の席に座りました。姉は「この席は私達がお金を払って買ったのですよ」と言いましたが、私は「今使わないから、彼にしばらく座らせましょう」と言いました。
幾つかの駅が過ぎると、その人は降りましたが、他の人はすぐにその席に座りました。私達の旅はまだまだ長いのですが、修煉者として何事も他人のために考えるべきで、しかも皆も大変そうだと思うと、席のことを気にしなくなり、終点に到着しました。私も姉もまったく疲れを感じませんでした。
帰りに、甥は寝台の切符を買ってくれ、2枚とも下のベッドでした。列車に乗り込むと、その席に年配の女性と子供が座っていました。年配の女性はとても礼儀正しく「お願いですが、席の交換は出来ないでしょうか」と言いました。私は即座に「結構です」と答えました。年配の女性は子供を連れており、中段ベッドしか買えませんでした。下のベッドは中段ベッドより料金が高いので、彼女はとても申し訳ないと言いました。私は「大丈夫ですよ」と言いました。師父は私達にいつでもどこでも良い人、さらに良い人になるようにと求められているからと思いました。
別れる時、彼女は「本当にありがとうございました。大変お世話になりました」と言いました。私は「私は法輪大法の修煉者です。感謝するなら、私達の師父に感謝してください」と言いました。
私はとても嬉しく思いました。なぜなら、他人のためによいことをする時、自分も楽しくなる事を経験したからです。
店員が多くくれた1万元をそのまま返した
山東省莱西市院上鎮山口村に住むある年配の女性は、学校に1日も通ったことがなく、法輪功を学んだ後、字を覚え、大法の本が読めるようになりました。当然、体の様々な病気も治り、彼女は心から大法と大法の師父に感謝しています。
ある年の旧暦2月26日、彼女は雲山農業銀行にお金をおろしに行きました。家に帰ってから、銀行員に1万元多く渡されたことに気づきました。彼女は自分が法輪功の学習者だと思い、すぐに1万元を返しに行きました。
銀行員はとても感激して、お礼を渡そうとしましたが、彼女は断りました。そして、「私は法輪大法の修煉者です。さもなければ私はここまで出来ないでしょう」と彼女は言いました。
