上訴した法輪功学習者の夫婦 原判決維持の結果に
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 明慧日本2017年4月18日】遼寧省海城(かいじょう)市の法輪功学習者・何斌さん、範玉芝さん夫婦は昨年12月19日、共に同市の裁判所に懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。その後、夫婦ともに上訴したが、先月9日、鞍山市中級裁判所に 「原判決維持」の結果を出された。

 何さんは法輪功を学ぶ前、喫煙、飲酒、ゲームをするなどの悪い習慣があって、気も短く、よく夫婦喧嘩をしていた。法輪功を学んでから、何さんは真・善・忍に従って自分に要求し、良くない習慣を取りやめ、他人のことを優先するようになった。

 妻の範さんは以前、多種の病気を患い、特に心臓病の起因で脳への血流が不足して、介助が必要なこともあり、日々、苦痛の中で過ごした。しかし、法輪功を学んでから、生きる意味がわかり心が広くなり、病気が完治し、それ以降、一家は和やかに暮らせるようになった。

 昨年6月28日朝、海城市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)と西関派出所の警官は何さんの家に行き、「水道費を徴収にきた」と嘘をついて、何さんの家に不当に押し入った。警官は家宅捜索して何さん夫婦と娘を派出所に連行した。その後、警官は娘を解放したが、押収した私物と現金6千元を返さなかった。

 7月、何さん夫婦は、検察庁に逮捕令状を出された。

 9月19日、夫婦の案件は国保大隊から海城市検察庁に移送された。

 11月18日、夫婦ともに裁判所に不当な開廷をされた。

 12月19日、夫婦ともに懲役3年6カ月の判決を宣告され、中級裁判所に上訴した。今年3月9日になって、夫婦ともに原判決維持の結果を出された。

 何さんは南台留置場に拘禁されており、範さんは鞍山市女子留置場に拘禁されている。あれからすでに夫婦は9カ月間拘禁されている。

 裁判で弁護士2人は「法輪功を学ぶことは罪ではありません。国の法律を犯していないので、犯罪にはなりません」と弁明した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/2/345069.html)
 
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