ハルビン市で不当判決の学習者 中級裁判所に戻される
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 【明慧日本2017年4月13日】今月の初め、黒竜江省ハルビン市中級裁判所は法輪功学習者・孫同慶さんの不当な判決に対し、検察庁に差し戻し、新たに調査したうえで二審を行うと決めた。

 孫さんは昨年5月6日、パソコンを購入し、友達にシステムをインストールしてもらった際、見張っていた双城公安支局の警官に身柄を拘束された。

 12月9日、双城裁判所は家族および弁護士に知らせないまま、傍聴者が1人もいない状況下で、孫さんに対して開廷した。法廷には、裁判官、陪審員2人、法廷の警官2人、警官1人、検察官1人しかいなかった。

 検察側は孫さんがかつて法輪功を学んでいるとの理由で2回も労働教養処分を科されたことがあると指摘し、孫さんに重刑を求めた。また、孫さんが法廷で法輪功を学ぶ人はいい人であり、罪がないと自己弁護した時、孫さんを辱め罵ったうえ、「それ以上言うと、7年の判決を宣告してやる」と孫さんを脅迫した。一方、裁判官は黙って何も言わなかった。

 孫さんへの判決書が通達された後、孫さんはすぐに上訴した。弁護士も二審の再審を申し入れた。

 ハルビンの法曹機関関係者たちに法輪功学習者を無条件で直ちに釈放し、自らの明るい未来を選ぶことを望む。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/10/345442.html)
 
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