ペンを執り 各自の修煉体験を分かち合おう
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年4月19日】毎回明慧編集部から法会、あるいは世界法輪大法デーの原稿募集の通知が来ると、私はいつも悩み逃げていました。その理由は自分があまりよく行っておらず、特に書くことがないと思い、文章を書くのが苦手で上手に書けないことです。しかし、毎回この時期になると、同修のAさんはいつも面倒がらずに私を励ましてくれます。私も渋々ながらも口述し、彼女に文章の整理をしてもらっていました。今朝、煉功していた時に、Aさんが毎回助けてくれた姿を思い浮かべて、思わず涙を流しました。

 毎回この時、Aさんはいつもあちこちを訪ねて歩き、同修達に交流文章を書くように促し、励ましてくれました。同修も同じような理由で「よく行っていないから、特に書くものがないわ」と断ると、彼女はいつも笑顔で「あなたはとてもよく行っていると思います。書き出して皆と分かち合いましょう」と説得しました。毎度、毎度、彼女は諦めずに熱心に勧め、年配の同修達には口述してもらい、夜中までかかって、時には徹夜までして、同修の録音を整理して交流文章に書き上げ、仕上げてくれています。文章が出来上がると、彼女はいつもとても嬉しそうに「同修は本当によくやりました。とても素晴らしいです。文章はきっと褒められますよ」と皆に言います。しかし、自分の大変さについては、一言もいいません。

 今年「5・13世界法輪大法デー」の原稿も彼女の助けの下で完成しました。しかし、私はとても恥ずかしく思いました。Aさんは私より年上で、同じ仕事を持っており、双方の両親の面倒も見ていて、グループ学法を担当し、三つのこともしっかり行い、とても忙しいのに、私だけが何もしないで、他人の努力の成果を享受していいのだろうかと思いました。Aさんは私が怠けた時、いつも励まし助けてくれて、全力で周りの同修を助け、いつも家をきれいに片づけ、私達に快適で静かな学法の環境の場を提供してくれています。Aさんの長期にわたる努力のお陰で、毎回法会の体験文章がタイムリーに完成し、私達の学法グループも力強く成長してきました。今一人また一人と新しい学習者が仲間入りし、一人また一人と昔の同修も戻って来ました。しかし、私達は影の功労者Aさんの事をどれだけ考えているのでしょうか。

 同修の皆さん、一緒に精進していきましょう! 師父は私達を待っておられます! 毎回の交流文章は試験の解答です。よく行っていないからを理由にして、試験を受けることを拒否してはいけません。しっかり行っているかいないかは別として、試験会場に入場しなければなりません。弟子である限り、落第するかどうかにかかわらず、試験を受けなければならないのではありませんか。いかなる口実でも試験を放棄してはいけません。

 弟子達の文章について、師父は「見栄えだけの文言、雰囲気を強めるための語句はもうありません。文章は素朴で正確かつ清らかであり、人間の情のない文章は常人には書けるものではありません。なぜならば、修煉者の内なる境地は清らかだからです」[1]とおっしゃいました。師父は素朴で、清らかで、純粋な文章を期待されておられます。見栄えだらけの言葉を使わず、自分が修煉の中で体得した大法の神聖さ、師父の慈悲深さ、そして執着心を取り除き、心性を高める過程を書けば良いのです。行った通りにありのままを書けば良いので、すべての同修は書けるはずです!

 同修の皆さん、ペンを取って、共に世界法輪大法デーの原稿募集に参加して、法を実証し、皆さんと自分の修煉体験を分かち合い、励まし合い、世間の人々の善の念を啓発し、遠い昔の記憶を蘇らせ、法を正す道をしっかりと歩みましょう!

 すべての同修にはそれぞれの修煉の道があり、自分でしっかり歩まなければなりません。ここで、今まで助けて下さった同修に、「お疲れ様でした。長い間支えて下さったことに感謝します。お陰様で私は成長しました。これからは自立して、あなたと同じように同修を励まし、共に精進し、私の誓約を果たすようにします」とお礼を申し上げます。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『成熟』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/6/345245.html)
 
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