広東省韶関市の学習者・李雲さん 不当に連行される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2017年4月19日】広東省韶関市曲江区の政法委副書記・孫曲平は、610弁公室の主任・蔡鋅女、課長・譚耀平、綜合弁の廖某、住宅区委員会の関係者数人と複数の警官らを率いて、今年3月29日午前9時ごろ、現地の法輪功学習者・李雲さんの自宅のドアを壊し、強制的に押し入り、李さんを不当に連行した。

'李云'
李雲さん

 李さんは江沢民を告訴したため現地の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らにより不当に刑事拘留された。その後、解放され裁判待ちの状態であったが、待機期間が過ぎたので、完全に解放されるべきだった。李さんは待機期間が過ぎてから一度、現地を離れて広州へ仕入れに行ったが、このことが理由で今回連行された。また、思想改造施設に入れられた理由は「これからも信仰を堅持すると言ったからだ」という。 

 弁護士の話によると、「たとえ裁判待ちの期間に何らかの規定に違反したとしても、裁判所によって罰金を科すか他の何かの違反があればするべきで、他の機関や個人が扱う権利はない。強制的に思想改造施設に入れることは、不法監禁の犯罪行為になる。中国の現行の憲法では国民の信仰の権利が守られており、李さんに対する裁判待ちなどの措置自体も違法である」ということだ。

 李さんはかつて慢性咽頭炎および家族からの遺伝による心筋梗塞に罹り、祖母と叔父さんはこれによって死亡した。ある日、李さんも突然、心臓への血液の流れが不足する状態になって危うく死ぬところだった。2003年、李さんは法輪功を修煉して、それから善を修めることを重視し、はじめて健康を取り戻した。

 李さんは服装店を経営しており、お客様により好評を得ている。毎年お正月の間、多くの業者は李さんに様々な食品やプレゼントを贈り、皆李さんのような人と商売をして良かったという。李さんは商売で儲けたお金を兄弟達にも分け与え、自分には僅かだけしか残さず、しかも、そのお金で新築の家を買い、両親を迎えて住まわせている。それに、李さんの妻の両親も李さんの支えによって生活を送っている。そして、妻の兄弟に対しても常に生活の応援をしている。妻にとって李さんは大変素晴らしい夫であり、娘にとっても、李さんは素晴らしい父親でもある。

 李さんの対人関係の素晴らしさは、親戚の中で物語になっている。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/12/345533.html)
 
関連文章