中級裁判所 新疆の学習者の案件を二審に差し戻す
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 【明慧日本2017年4月14日】新疆阜康市の法輪功学習者・李和平さん(63歳女性)は、不当に1年4カ月拘禁された後、昨年12月15日、阜康市裁判所に懲役3年の判決を下された。不服として上訴したが、今年3月下旬、昌吉州中級裁判所は案件を地元に差し戻し、再び審理のやり直しの裁定を下す。

 李さんは阜康市電力局の元・優秀な社員であり、現在は定年退職した。かつて心臓病、肝臓病があり、毎年3、4回入院しなければならなかった。しかし、法輪功を修煉して以来18年の間、李さんは薬を1回も飲んでおらず、身体はとても健康だという。

 2015年11月26日、李さんは法輪功についての真相資料を配布した後、中国共産党の虚言を信じていた人に通報され、帰宅道中に警官に連行された。

 李さんは警官に自白を強要され、トイレに行くのも禁止された。李さんは仕方なくズボンを穿(は)いたままで大便をした。

 李さんは阜康市留置場に拘禁され、同年12月23日に逮捕された。昨年1月、案件は検察局で審理後、警察署に戻され、もっと詳しい調査を要請された。同年2月下旬、書類は再び検察局に提出された。同年3月29日、李さんに対して裁判が行われた。法廷で、告訴人は李さんを誹謗中傷する録画を再生しようとしたが、どうしてもできなかった。告訴人はやむを得ず放棄した。案件は検察局に戻されて再調査することになった。

 昨年8月30日、第二回の裁判が行われた。同年12月15日、懲役3年の判決を宣告された。

 60代の李さんはすでに1年4カ月の間拘禁され、様々な拷問を受けた。拘禁された場所の環境が極めて悪く、李さんは心臓や肝臓の具合が悪くなり、合併症が現れてきて体重も56キロから46キロにまで激減した。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/8/345330.html)
 
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