交通事故の後で真相を伝える
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年5月4日】四川彭州市の大法弟子・羅春燕さんは2月4日午前9時頃、真相伝えに行く途中、車にはねられました。その衝撃で事故を起こした車のフロントバンパーが折れ、羅さんが乗っていたスクーターも遠くまではね飛ばされました。その時、20~30人ほどの人が取り囲んで見物して、皆は「おしまいだ、人が死んだ、早く110番して、病院に搬送しよう」と言いました。

 羅さんは地面に横たわって「110番をしなくてもいいです。私は法輪大法の修煉者です。何の問題もありません」と言い、運転手に「あなたに迷惑を掛けないから、もう行っていいですよ」と言いました。周りの人々は「駄目だよ。車のフロントバンパーも折れて、スクーターもぐちゃぐちゃだし、あなたは人間の身体ですから大丈夫なわけがない。病院に行けば、治療費は数十万元もかかるでしょう」と言いました。羅さんは「彼に行ってもらっていいですよ。私達修煉者は何事も他人のために考えなければならないから、テレビが誹謗中傷するようなものではありません」と言いました。

 運転手は彼女がうわごとを言っているのではないかと思って、「あなたが言ったのは本当ですか」と聞き直しました。羅さんは「私達は真・善・忍を修めています。『真』というのは、決して嘘を言わないことで、今言っているのはすべて真実です。あなたの車も壊れたので、あなたも大変です。この他人のために考える気持ちは『善』です。ですから、あなたはもう行って結構です。『忍』というのは、この極度な苦しみを辛抱しなければならないことです」と言いました。運転手は信じられないと言って、「あなたの言葉を録音させてもらってもいいですか」と聞きました。彼女は「どうぞ、録音して下さい、約束は絶対守りますから」と言いました。

 周りの人は感動して涙を流しました。そして「法輪功は本当に凄いですね、優しすぎます。世の中に、このような良い人がいるでしょうか? 中国共産党が法輪功を迫害する罪は万死に値します!」と言いました。

 羅さんは運転手に家に送ってほしいと頼みました。運転手は彼女の家に行けば面倒なことになるから怖くて出来ないと言って、タクシーを頼もうとしました。しかし、タクシーの運転手も怖くて断りました。彼女は「家族全員が法輪功の修煉者です。決してあなた達に迷惑をかけません」と言いました。タクシーの運転手は彼女を送る途中に実名で三退をしました。

 家に帰りましたが、痛みがひどくて、寝返りをうつことすら出来ませんでした。彼女は「私は大法弟子です。旧勢力の按排を決して認めません。私は煉功をしたい、人を救いたいです」と師父にご加持をお願いしました。翌日、煉功した時、二式と四式は煉功できないため、心の中で「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」[1]、「忍び難きは忍びうる。行ない難きも行ないうる」[2]と師父の法を繰り返して暗唱しました。

 7日目、五式の功法を全部煉功できるようになり、1カ月後、彼女はまた真相を伝え、三退を勧め、人を救いに行きました。

 今年3月、彭州市の大法弟子の張治芬さんも交通事故で怪我をしました。事故を起こした運転手は衝突で頭から血が流れました。張さんは大法で自分を要求し、運転手に賠償請求を一銭もせず、それどころか、娘婿に運転してもらって、入院している運転手を見舞いに行き、そして千元の見舞金を届け、法輪功の真相を伝えました。周りの人は皆「世の中にこのような良い人がどこにいるでしょうか」と言いました。

 師父の偉大で慈悲なるご済度に感謝致します。師父は1回また1回私達を呼び覚まされ、1回また1回私達のために魔難を引き受けられ、私達の汚い考えや業力を洗い落として、私達に今日まで法を正す道を歩ませて下さいました。師父に対する感謝の気持ちは言葉で表現出来ません。私達は必ず師父が延長して下さった法を正す時間を大事にし、多く法を学び、自分をしっかり修め、三つのことをよく行い、多くの人を救い、歴史の使命を果たすよう努力します。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「師徒の恩」
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪法解』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/23/345965.html)
 
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