遼寧省元綏中電力会社エンジニアの翟永池さん 不当連行
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 【明慧日本2017年6月15日】遼寧省葫芦島市の綏中電力会社のエンジニアを退職した法輪功学習者の翟永池さん(64)は、近日、綏中公安局の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)と綏中電力会社の公安事務所の人員に共同で連行され、綏中留置場に拘禁された。

 連行された当日、私服警官らはドアを開けるように翟さんを騙し、何の手続きも提示せず、翟さんを連行した。連行した理由は、翟さんが法輪功を学んでいることだった。

 綏中留置場で拘禁されている翟さんは、高血圧と血便の症状が現れ、二度ショック状態に陥ったことがあり、家族は非常に心配している。

 翟さんは法輪功を学ぶ前に心筋梗塞、胃病、貧血などの病気を患ったほか、職場で3トンの重さの機械が倒れてきたため、骨盤が粉砕骨折した。現場にいたもう1人の同僚は、脳漿が噴出し即死した。病院で緊急救助措置を受けた翟さんは一命を取り戻したが、頭の反応が鈍く、よだれを垂らし、身体が衰弱するなどの後遺症が残ったため、仕事の技術の事を思い出せなくなった。

 絶望の中の翟さんは努力してみるという気持ちで法輪功を学び始め、なんと奇跡的に回復した。健康になった翟さんは仕事に復帰し、弛まず勤務し、会社に数百万の純利益をもたらした。その上、法輪功を学んだ後の翟さんはさらに穏やかで謙虚になり、至る所で他人のために考えるようになり、家庭の内も外も誰もがいい人だと認めている。

 江沢民が法輪功を迫害して18年来、綏中地区では少なくとも4人が迫害によって死亡した。葛家郷の法輪功学習者・陳徳文さんは、綏中の警官に連行され葫芦島留置場に送られた後、強制的に灌食され、2袋の塩を1回の灌食に全部注がれたため死に至った。

 前所の法輪功学習者・蘇菊珍さんは現地の知られている良い人で、綏中の公安警官に連行され馬三家労働教養院に拘禁された。そこで、蘇さんは拷問で苦しめられ、中枢神経を破壊する毒針を注射されたため、心神喪失をもたらし、家に帰った後に間もなく死亡した。

 林工商の会計を務めた田紹艶さんは、馬三家労働教養院に拘禁された後、あらゆる苦しみを嘗め尽くし、食事に毒を投入されたり、毒針を注射されたため、心神喪失になり帰宅して間もなく死亡した。

 前所の法輪功学習者・範徳震さんは、連行された後、綏中留置場で迫害により死に至った。体重70キロだった範さんは、亡くなった時に極限まで痩せこけて、すっかり様子が変わっていた。遺体はねじ曲がって両目が開いたまま、口は開いていたが、歯を食いしばって恐怖を感じている表情だった。また、下腹部の一面が黒紫色になり、傷口に血痕があり、四肢と背中はすべて青紫色になって、悲惨で見ていられない状態である。内部からの情報によると、範さんは睾丸を抓られる拷問で苦しめられたという。遺体は強行に解剖された後、火葬された。享年32歳。まだ離乳していない幼い息子が残された。

 上記の悲惨な事件はすべて綏中の警官の連行から始まった。迫害に参与した者らは、未来の法制社会に直面して、いずれも法律の制裁を逃れることができず、自分の良心から逃れることができず、さらに神の懲罰を逃れることができないのである。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/26/348730.html)
 
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