【明慧日本2017年6月21日】(オーストラリア=明慧記者)シドニーの法輪功学習者は5月27日、西シドニーのブラック・タウンが主催するパレードに参加した。多彩な方陣(ほうじん・四角形の陣形)と純正で穏やかな精神状態と容姿は、学習者の「真・善・忍」を遵守した素晴らしい境界を現し、当地の議員から優秀団体に選ばれた。
当日は70以上の団体がパレードに参加したが、法輪功の隊列が最大であった。天国楽団を先導に、太鼓のリズムとステップの揃った隊列が観衆の前に現れた。司会者は「法輪大法の団体は心身の修煉を重視し、真・善・忍の原則を遵守する団体です・・・」とアナウンスした。アナウンスが終わらないうちに四方八方から盛大な拍手が贈られた。
隊列は、天国楽団、仙女隊、腰鼓隊、のぼり旗隊の方陣に分かれている。沿道の両側は観衆で埋め尽くされ、古代の衣装を身に纏った天国楽団の威風堂々たる演奏、ピンクの花を手に優雅なステップで舞う仙女たちが通り過ぎる度に、中国の伝統文化と「真・善・忍」の素晴らしさを観衆の心に届けた。
元ブラック・タウン市議会議員で、副市長でもあった、ニューサウス ウェールズ州議会のエドモンド・アタラ議員は、当日のパレードが終了した後、取材に応じ、「法輪大法の団体は、今ではブラック・タウンのパレードに欠かせないものとなっています。彼らの鮮やかな衣装は、人々の目を楽しませてくれます。私が2004年に、ニューサウス ウェールズ州議員に当選して以来、毎年彼らが参加しているのを見ています。参加団体の中で、彼らは最も優秀な団体です」と述べた。
出店が集まる場所で、学習者は真相を伝え、功法を披露するブースを設け、パレードを楽しむ観衆に法輪功の真相を伝えた。中国において法輪功は中国共産党により残酷な迫害を受けていることを知った観衆は、迫害反対の署名を行った。中国人は匿名で共産党組織から脱退した。
子供連れのバイエルさんは、署名の内容を読み首を横に振りながら、「とても恐ろしいです。とても恐ろし過ぎます!」と言って署名をした。彼女は中学生の息子さんにも署名するよう指示した。息子さんは、法輪功が受けている迫害を知っていたようで、臓器を狩り取られていることも知っており、「これは私がなぜ署名したかの理由です」と話した。
オーストラリアの国民、母親と姉の救出を呼びかける
オーストラリアの学習者・劉玲さんの母親と姉は、「真・善・忍」を信奉し法輪功を学んでいるため、今年の3月、中国西安の警官により洗脳班に送られた。彼女は母親と姉の経歴を語りながら、救援の手を差し伸べるよう呼びかけた。
1人の男性が劉さんの母親と姉の迫害の経歴を聞き、驚いた表情で「その話は本当ですか?」と聞いた。 劉さんはうなづいて「そうです」と答え、「私の母と姉はただ、真・善・忍の原則を遵守して善い人になろうとしたために、中共当局から迫害を受けています。2人は不当な洗脳を受け、強制的に信仰の放棄を強いられています」と話すと、その男性は「私に何かできますか?」と聞いた。劉さんは「あなたはネットの請願書に署名して、オーストラリア政府に私の母と姉を救出するよう呼びかけることができます。また、あなたの家族や友人にこの情報を伝え、彼らにも署名してもらうことができます」と説明すると、彼は「私は必ずそうします」と答えた。
母親と一緒にパレード活動に参加したエドーワズさんは署名したのち、「法輪功に対する迫害を私は知っています。私はしばらくこの修煉団体を注目しています。人々は自由な信仰の権利があるべきで、信仰を実践する自由があるべきだと私は信じています。私は彼らが中国でこのような自由を得られるよう希望します。また、支持する議員に中国で発生している法輪功に対する迫害に関心を持つよう求めていく」と語った。