文/ポーランドの法輪功学習者
【明慧日本2017年7月3日】ポーランドの法輪大法修煉体験交流会が、先月15日、ブワディスワボボ市で開催された。ここブワディスワボボ市は、ポーランドの最北端にあり、バルト海に面した人口およそ1千500万人あまりで、ヘル半島の根元に位置している。
ブワディスワボボ市はポーランドの最北端に位置し、バルト海に面し、リゾート地として有名で、ワルシャワから470キロ以上離れている。
ポーランドの学習者は年に一度のポーランド法会をとても楽しみにしている。学習者たちは心の扉を開き、各自の修煉体験を交流し、共に学び、共に体験を参考にしあうことで、修煉の道の上で一緒に学んで修煉し、一緒に努めて精進して来た。法会では合わせて13人が発表し、ポーランド語、英語、中国語、ベトナム語の4カ国語で同時通訳された。
コニエチュニーさんは2010年に法輪功の修煉を始め、かつてセールスマンの仕事をしており、弁が立つので、商品を売るためにいつも大げさに言葉を並べ立て、商品をまことしなやかなに宣伝し、嘘(うそ)をついても変だとは思わなかったが、セールスの結果は理想的なものではなかった。法輪大法を修煉した後、真・善・忍の規範に従うと、すぐに自分の問題に気付き、よくない多くの習慣を改めると、仕事の業績が上がり、不思議なことに長年の債務もすべて返済し終えた。そして、「怠けることなく法輪大法の基準に従い身を処しさえすれば、多くのことがそれに伴って改善された」ことを深く体験し、弟子のために業力を削減してくださり、修煉の道に支障がないことを保証してくださった師父に感謝を申し上げた。
コニエチュニーさんはこのような法輪大法のすばらしさを体験し、短時間に人心を改めることができ、道徳が向上し、良知が回復し、健康な体を手に入れた。これは全世界が必要としている真理の宝物であるが、中国では中国共産党の残酷な迫害を受けている。これはすべての法輪功学習者が見ているだけで何もせず、袖手傍観(しゅうしゅぼうかん・手をこまねいて、ただ何もせずにそばで見ていること)するわけにはいかないのである。そこで、コニエチュニーさんは地方の政治家を訪ね始め、ヨーロッパ諸国連合の議員に電話をかけ始め、政治家や議員に法輪功の真相を伝え、中国で起こっているこの上なく残忍な迫害について伝えた。真相を知ったヨーロッパの議員たちはEU48号特別決議案を発表し、それを通過させ、中国で起こっている法輪功に対する迫害と生きた人間から臓器を摘出する罪を厳しく非難した。
学習者のジャスさんは歴史と芸術を研究する仕事をしており、どちらかというと近代芸術が好きだったが、法輪大法を学んでから、特に師父の『美術創作研究会での説法』について学んでからは、美術作品の表現と人類の道徳が互いに密接な関係にあることがわかた。今日の世界の乱れ様と、近代の審美感が伝統的な道から外れていることの間に直接的な関係があることがわかった。ジャスさんはいつも美術作品を見る時、芸術研究のために口先だけの研究をし、新たな境地を切り開くことはなかった。しかし偶然の機会を得て、ジャスさんはイタリアで歴史的な早期の美術作品を見た時から、美術作品の中には油絵や彫刻もあるなか、作品を見た時に、心地よさや活力とエネルギーが充満していることに気づいた。このことから、ジャスさんは「芸術は人に光明をもたらし、人を善に向かわせ、大きなエネルギーがあるが、よくない芸術作品は人を変異させ、人類を堕落へと導く」ということがわかった。法輪功学習者として、ジャスさんは、自分たちに善悪と是非を見分ける能力をくださった慈悲で偉大なる師父に感謝を申し上げ、人々を伝統へ回帰させ、光明へ向かわせるよう導いていく責任を感じ、人の心が善に向かいさえすれば、人類に希望がもたらされると感じたという。
マリアさんは古い大法弟子で、初心を忘れずに修煉の道で修煉を堅持しており、絶えず学法する中で新たな啓示を受け、自分の古い観念を絶えず改め、各種の執着心を捨ててきた。マリアさんは交流の中で「師父は現在の陰陽反転の現象を明確に説かれており、以前そのことを自分に照らし合わせたことはありませんでした」と言い、現実の生活の中ですでに養われた勝ち気で負けず嫌いな性格や、男女平等を追い求めたり、さらには、男性よりもさらに仕事ができるという観念が、女性が持つべき自然な特徴--善良で、やさしく、賢くてうるわしい趣をマリアさんから失わせられていた。それに気づいた後、以前の誤った観念を改め、伝統の中に向けて回復していくと、自分の女性としての本能が回復し、周りの人もマリアさんの変化に気づき、さらに、大法の威力を賞賛したという。
モニカさんは2年前に大法の修煉を始めた学習者で、修煉を始める前は、自分が何かを探しているという感覚があったという。ある時、「真・善・忍」という中国語の3文字を見た時、意味はわからなかったが、とても素晴らしさを感じ、追い求めていくうちに法輪大法を探し当てた。『轉法輪』を拝読した後、その内涵が博大で奥深くて、この上なく広く、奥深いものだと感じた。そして、法輪大法を専門に修めようと決心した。モニカさんは科学研究の仕事を行っているので、これまで論理的な思惟と科学論証を高く評価していたが、法輪大法の修煉の中でいつも偶然とは思えないような素晴らしいことに出会い、実証科学が狭小で制限のあるものだと感じ始めた。すべての衆生は法のためにやって来て大法を待っているのだ、ということをさらに多く体験した。私たちが行わなければならないことは、より多くの人に真相をわからせ、是非を見わけさせることだ、とモニカさんは感じていた。修煉の中で、モニカさんは自分の度量が絶えず大きくなり、精神の次元が絶えず向上するのを感じ、途切れることなく確固として修煉しようと決心したという。
ベトナムから来たワックさんは、大法の修煉を始めてわずか7カ月の新学習者だが、法会では、大法の修煉を始めた後の大きな体の変化と、修煉を始めた後の喜びと体験を分かち合った。法輪大法を学ぶ前、ワックさんは病気や痛みで気絶するほどで、壮年時期になって胆石と胆のう炎を患い、手術の準備をしていた時、腎臓結石と白血病と血友病と肝炎を患っていることがわかった。多くの病気のために、ワックさんの体は非常に虚弱になり、一晩中眠れず、頻尿があり、消化できないので物が食べられず、さらに、心もひどく悪くなり、いつも性格が怒りっぽく、気持ちが思うようにならずに人を殴り、妻や子供でさえも手を上げていた。
病気を治すために、ワックさんはインターネットで方法を探しているうちに、偶然にも同じような病気の人が法輪功を学んで全快した事例を見て、すぐに法輪大法のウェブサイトに入り、近所で法輪功を学んでいる中国人を見つけた。はじめてワルシャワで集団煉功に参加した時、一陣の熱い流れが全身を通過し、その後、数日おきに同じような感覚が起こり、慈悲深い師父が身体を清めてくださっているのだ、とワックさんにはすぐにわかった。7カ月の学法と煉功を通して、ワックさんの体に大きな変化が起こり、ずらりと名を連ねたすべての病気が消え去り、精神面も脱皮したかのように一新し、本当に変わりとてもよくなり、特に乱暴で怒りっぽい性格が消えてしまった。娘は「法輪功を学んでから、いいパパになったけど、もともとパパには怒りっぽい性格は似合わないのよ」と父親を褒めたという。
ポーランドの学習者のドウマノウスキーさんは、業力の転化の面での修煉体験を同修と分かち合い、苦しみを受けることはよいことだという道理がわかった。ドウマノウスキーさんは「苦痛に耐えている時、体が浄化されている効果を明らかに感じ、エネルギーが増したばかりでなく、人の性格まで鍛錬され、次元が向上しました」と言った。そして、大法弟子の集団の力が大きいことに気づき、どんなプロジェクトも総体的な概念を持ちながら行い、互いに励ましあい、とがめるのではなく助け合い支持すべきで、そうすればその効果は全く異なり、さらに大きなエネルギーを発揮するということに気づいたという。
法会を通じて、みんなお互いに収穫が非常に大きかったと感じた。自分の不足に照らし合わせて、修煉の道でさらに良く行っていこうと、皆新たに決心した。