中国からの観光客「法輪功は偉大だ」
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 【明慧日本2017年7月4日】(パリ=明慧記者・周文英)夏季に入り、パリに観光に訪れる中国からの観光客は日増しに多くなっている。この国際的な大都会の観光スポットで、法輪功学習者は毎日、中国からの観光客に真相を伝え三退を勧めている。

'图1~2:巴黎街头,中国大陆游客路经法轮功真相点'
法輪功真相コーナーを通りかかる中国からの観光客

'图3:巴黎街头,中国大陆游客认真阅读法轮功真相展板'
法輪功の真相パネルをまじめに読む中国からの観光客

 一心岩をも透す。中国からの観光客の中には初めから敵視し、反感を抱く人もいるが、真相がわかると、中国共産党、共青団、少年先鋒隊を脱退し、法輪功学習者に対する態度が友好的になった。観光客たちの心の変化はいつも顔に現れ、法輪功学習者をほほえませ、それによって、学習者は厳しい暑さの中でも頑張ることができ、その頑張りがさらに中国からの観光客に真相をわからせ、すばらしい未来を獲得させたので、それだけの価値のあるものであった。

 君さんは観光スポットで頑張って真相を伝える学習者の一人である。

 ある時、中国からの1人の観光客に出会い、中国共産党に入ったことがある、と言っていてたので、その観光客に三退を勧めようとすると、その観光客は「私に三退を勧める必要はありません、私は中国でネット封鎖を突破し、大紀元のウェブサイトで自分で脱退しました。私はすべて見抜きました、共産党は指導者の交代にまったく協力せず、共産党員の官僚は上から下まで、お金に執着していない者はいません。あなたたちが真相を伝え(三退を勧め)ていることはとてもよいことで、苦労しながらも、毎日このように頑張って行っているので、私たちみんなは頭の中で法輪功をしのんでいるのです。将来、法輪功だけが中国のこの邪悪な形勢を変えることができます。私はインターネットで呼びかけて、家族も親せきや友人をインターネットで三退させました」と言った。

 君さんが「一緒に来られている方は脱退したのですか」と聞くと、その観光客は君さんの言葉を引き継いで「あなたたちも早く脱退しなければなりません、共産党のために戦ってはならず、共産党のために働いてはなりません。共産党は殺人犯であり、道徳を持たない党なのですから、どうして私たちが共産党のために戦わなければならないのでしょうか? 共産党のいいなりになるつもりですか?」と言った。このようにその観光客が言うと、そばにいた3人も自ら三退した。

 そして、その観光客は「『法輪大法は素晴らしい』の横断幕の前で記念に写真を撮りましょう」と提案した。数人が三々五々、横断幕の前で何度も写真を撮り、さらに「私たちは永遠にこの写真を保存します。これは私たちがフランスに来て初めて寄った場所なので、将来の記念に残し、子孫の後代に見せましょう。法輪功はあなたたちのように真相を伝えている人たちだけでなく、職場の隣にいる人たちさえ、みな、とてもよい人なのですから」と言った。そして「法輪功は偉大です、全世界で真・善・忍を伝えています。真・善・忍の三文字を私たちは認めており、とてもすばらしい。中国に共産党がなかったら、私たち庶民はもっとよくなるでしょう」と語った。

 またある時、バスからたくさんの若い人や中年の人、年配の人などが降りてきた。君さんは若者と話し始め「あなたたちはみな、三退して平安を保っていますか?」と言った。しかし、若者たちは三退が何かわからなかったので、君さんは「三退とは、共産党、共青団、少年先鋒隊を脱退することです。どうして脱退しなければならないのでしょうか? 私たちは赤いスカーフをつけ、入団の時に挙手して『共産主義のために一生奮闘する』と宣誓しました。共産党が政権を取って以来、毎回の運動の中で8千万人の中国人が殺され、さらに、真・善・忍を修煉する法輪功学習者が迫害されています。因果応報は天の理です。天が中国共産党を滅ぼす時、党、共青団、少年先鋒隊に入った人は共産党の一分子になります。中国人はみな知っていますが、昔の人は軽々しく誓ったりせず、誓うには誓約が必要です。ですから、三退して誓いを解除しなければならないのです」と伝えた。

 ある人が「小さいときの宣誓はとっくに忘れました」と言うと、君さんは「神佛だけが人の心を見ています」と伝え、共産党は法輪功学習者を抑圧し、迫害し、学習者たちの臓器を生きたまま摘出していることを伝え、共産党の邪悪な本性を十分に暴露した。すると、多くの人がうなずき、君さんの話に賛同した。君さんが真相を伝えている傍らで、一人また一人と三退していった。その時やって来たたくさんの人のほとんどが三退した。数人の若者が三退した後も去らずにいて、そのまま多くの問題を質問したので、君さんは一つ一つ答えていった。

 「おばさん、三退には定員があるのですか?」

 「定員はありません、なぜなら、私たちは人を救っているのであり、多くの人を救い、その人たちの災難をなくしているのです」

 「あなたは私たちにいろいろ(真相)話して、毎日大変でしょうけど、収入はあるのですか?」

 「私たちはみなボランティアですので、収入はなく、1銭ももらわず、これは徳を積むことであり、善行を積むことであり、法輪功学習者の責任を尽くすことなのです」

 「法輪功は何をやっているんですか?」

 「法輪功は修煉です。釈迦牟尼は『佛道を修めるには八万四千の法門がある』と伝えましたが、法輪大法はその八万四千の法門の中の一つで、佛を修めるものです」

 「そうだったんですか、何と修煉だったとは、私たちは知りませんでしたが、それというのも、彼ら(中国共産党)の虚言を信じていたからです。だから、私たちはあなたたちのことを相手にしていませんでした。ここでお話を聞いて、とても興味を持ちました。あなたたちの修煉の趣旨は何ですか?」

 「私たちの修煉は三文字『真・善・忍』です。真実のことを話し、嘘偽りのないことをし、すべてを大切にし、すべてに忍耐し、殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さず、よい人になることです」

 若者たちがこちらから一言、あちらから一言と多くの質問をしたが、君さんは一つ一つ回答していった。バスの出発の時間になると、若い女性が君さんのところに来て「おばさん、私たちのバスに乗ってください、あなたの話をもっと聞きたいので、まだ行きたくありません。話を聞けば聞くほど興味がわき、あなたの話がとても素晴らしいので、帰りたくありません」と言った。そして、若者たちはこぶしをしっかり握って「法輪大法は素晴らしい!」と念じた。

 君さんは若者たちに「もっと理解したいのであれば、ネット封鎖突破ソフトのアドレスに従えば、安全にインターネット上で『轉法輪』という書籍を読むことができます。こんなにもひどく抑圧され、こんなにも残酷に迫害されているのに、なぜ億を数えるほどの人が続けて修煉し、自分の生死を危険に冒してまで、みんなに真相を伝えるのかが『轉法輪』という書籍を読めば、わかります」と伝えた。

 若者はバスに乗ってから「おばさん、わかったわ、帰ったら必ず『轉法輪』を読みます!」と言った。

 バスが動き出すと、君さんはバスの中の人に「あなたたちが一生平安でいられますように!」と言った。年を取った数人の高齢者が涙をぬぐいながら君さんに「私もあなたの無事を祈ります!」と言った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/6/29/350372.html)
 
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