西洋人学習者、ロンドンの中華街で真相伝え
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 【明慧日本2017年3月10日】(イギリス=明慧記者)ロンドンの観光スポットの一つであるチャイナタウンには、全世界から観光客が訪れ、特に海外の華人が立ち寄る場所である。ここで真相を伝える学習者の中に西洋人のティリーさんがいる。

二零一七年中国新年期间,英国法轮功学员蒂丽(右一)在伦敦唐人街继续向各国民众讲真相、呼吁制止迫害
チャイナタウンで迫害停止を呼びかけるティリーさん(右)

 ティリ―さんは中国が好きで、中国の文化も好きである。多くの中国人に法輪功迫害の真相を知ってもらい、中国共産党の虚言から抜け出す手助けをしたいと願って、チャイナタウンを訪れる中国人一人一人に「法輪大法は素晴らしい」と中国語で伝えている。

 中国語を学び話すことで、人々に効率良く真相を伝える

 ティリ―さんは、中国人に効率良く真相を伝えるために、3年前から中国語を学び始めた。専門的に学んだ訳ではなく、中国人学習者と一緒に真相を伝えながら覚えたという。

 中国人観光客に資料を渡す際に、よく「これは実在する事実です」と話と、この言葉は往々にして好感と驚きで人々は手を伸ばして資料を受け取るという。

 中国語で「法輪大法は素晴らしい」という言葉の力を知ってますかというと、人々は、この言葉を聞いたあと、表情が瞬時に軽やかになる。人々が「法輪大法は素晴らしい」という言葉を何度も聞き、いつか自ら真相を知るために訪れることを期待しているとティリ―さんはいう。

 具体的な問題を提起して、留学生らの思考を促す

 ティリ―さんは英語の話せる中国人留学生にも法輪功迫害の真相を伝えている。彼らとの雑談の中で各個人の状況に合わせて、幾つかの問題を持ち出して、彼らの思考を啓発して、彼らに法輪功とは何かを新たに認識させている。共産党の法輪功に対する迫害は残酷で邪悪な人権迫害であり、中国と中国国民に害を与えているからだ。

 「例えば先ほど私はあの若い男性に聞きました。『あなた達は考えたことがありますか? なぜ中国以外の国では法輪功の悪口を言う国が一つもないのか? 焼身自殺する法輪功学習者もいません。なぜほかの国では法輪功に対するマイナスの報道がないのでしょうか?』」

 「私がよく話すことは、私は中国を愛し、支持しています。中国人も大好きです。その国を愛するならば、その国民を愛し、関心を持ちますが、しかし、それは政府と共産党を愛することと同じではないのです。これらの中国人は自分たちの信条のために迫害されているのです」

 中国人に『九評』を読み、共産党の虚言を見破るよう励ます

 ティリ―さんは今までの体得として、中国に『九評』を大量に配布する必要があるという。この書籍の力はとても大きく、中国共産党の歴史と本質を暴き、中国人を洗脳と欺きから抜け出させ、共産党の法輪功に対する迫害をはっきりと見極めさせることが出来ると話す。

 「ある日、1人の男性が私に多くのことを聞きました。私は2時間ぐらいかけて一つ一つ丁寧に答えました。彼は私に『5歳の時から法輪功を知っていた』と教えてくれました。私は、彼が法輪功を陥れるためのセリフを言っていることを発見しました。彼のような20代の若者が、幼いころから洗脳される環境の中で脳裏に詰め込まれたものはすべて虚言であり、二言三言でその虚言の毒害を取り除くことは難しいと感じました。そこで私は、ネット上で『九評』のビデオを見るようにと勧めました。それを見ることで中国共産党の歴史が分かり、違う角度から法輪功を認識することが出来ると思いました」

 「『九評』を見ることができるホームページのアドレスは、横断幕に大きく書かれ、中国人観光客がよくカメラで撮影していますので、きっとこのビデオを見ると思います」

 真相を伝えて、共産党の虚言の毒害を取り除く

 数年来ロンドンのチャイナタウンで真相を伝え続けたティリ―さんは、中国共産党が法輪功を陥れたために多くの中国人を毒害したと感じ、その毒害によって一部の中国人が法輪功を憎み敵対していることに心を痛めている。その毒害を取り除くためには、学習者が慈悲と威厳を保ちながら真相を伝え続けることで、毒害を取り除くことができ、真相を知った彼らが正念をもって法輪功を認識できるという。

 「ある日、年配の中国人男性が突然私たちの横断幕を蹴りました。私はその人に厳粛に『なぜ横断幕を蹴るのですか』と聞き、彼に真相を伝え始めました。同時に資料も渡しました。彼は目が覚めたように態度が変わり両手で丁寧に資料を受け取り『すみません、すみません、とても失礼なことをしました』と謝りました。彼の奥さんも横で『すみません、主人はどうかしていました』と謝っていました。この場面に私は心を打たれました。厳粛な態度で真相を伝えることで彼の態度をここまで変えさせることが出来ました。おそらく彼は共産党の虚言に毒害されたことで我を失い、あのようなことをしたのでしょう」

 「今回の経験から、真相伝えの大きな力を改めて認識し、中国人に真相を伝えることはとても重要だと感じました」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/28/343677.html)
 
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