スウェーデンの政治集会で 議員たちは法輪功を声援する
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文/スウェーデンの法輪功学習者

 【明慧日本2017年7月20日】7月の第1週はスウェーデンのゴットランド島にあるヴィスビーで毎年開催されるスウェーデンの政治における重要なフォーラムであるアルメダール週間で、セミナー、スピーチ、その他の政治活動が行われる。スウェーデンの法輪功学習者は7月の最初の週から、「自動車の旅」をスタートさせ、2段階に分けて1カ月半をかけて七つの州を旅し、夏休みを利用してスウェーデン全国の大小都市に法輪功の真相を伝えた。

'图1:维斯比(Visby)的活动中心广场是举办各种集会的地方,学员们在这里向过往民众介绍法轮功,演示五套<span class='voca' kid='86'>功法</span>,讲述发生在中国的迫害真相。'
ヴィスビー活動センター広場で、民衆に法輪功を紹介し、五式の動作を演じ、

法輪功が受ける中共の迫害を伝える

'图2:瑞典国家电视台、瑞典国家电台、瑞典电视24台都分别来到活动现场,对法轮功学员进行了采访。'
スウェーデン国営放送、スウェーデン
国営ラジオ、スウェーデンテレビ24チャンネルが取材

'图3:来参加瑞典榆树谷公园周的人们正在仔细阅读展板,了解法轮功真相。'
公園で資料を展示し、民衆は資料を読み、法輪功の真相を知る

'图4:很多明白了真相的人们当场学炼法轮功。'
活動現場で法輪功の動作を学ぶ民衆

'图5:学员们对前来了解真相的人们讲述十八年来中共迫害法轮功的事实详情。'
18年来、法輪功が受けている中共の迫害を民衆に説明する学習者

 スウェーデンの7月最初の週は政治週間と定められており、多くの政治家がヴィスビーに集まり政治に関する交流が行われる。学習者はこの期間中に各党派の党首、政治家、政府官僚たちに、法輪功が中国で受けている迫害の真相を伝えている。

 今年の学習者の展示ブースは主要な道路に面し、参加者が必ず通る道である。ブースの横に各メディアの取材ブースが設けられ、政界の主要人物がここを訪れる。学習者はこの人たちに功法を披露し、迫害の真相を伝えている。

 この活動センター広場は各種の集会が開かれる場所であり、学習者はここで毎日1時間を与えられている。学習者はこの時間を利用して行き交う民衆に、「真・善・忍」を準則としている法輪功を紹介して、五式の動作を演じると同時に、法輪功が受けている残酷な迫害、学習者が臓器を収奪され殺害されている事実を伝え、史上で最も邪悪な犯罪を止めるよう呼びかけた。多くの人はその場で煉功を習い始めた。スウェーデン国営放送、スウェーデン国営ラジオ、スウェーデンテレビ24チャンネルは、それらの活動を取材した

 環境党のニクラス・マルムバーグNiclas Malmberg)議員と、温和党のハンス・ローゼンバーグHans Rothenberg)議員が集会に出席し、迫害反対の活動を声援した。この2人の国会議員は、国会の「臓器売買反対」の権限のホームページの発起人でもある。

 ニクラス議員はスピーチの中で、「私はいくつかの党派の議員と協力し『臓器売買に反対する』ホームページを立ち上げました。もっと多くの議員と民衆が中国で発生している臓器を収奪し売買している犯罪行為を知ってほしいからです。私は国会で立法するよう提案しており、他の国と同じように立法し、スウェーデン人の中国への臓器移植ツアーを禁止すべきです。中国で発生していることを知っている人が少なく、実質上、中国共産党が利益系統を利用して謀殺を行っています。これは中共の絶対統治下で最も恐れられていることであり、秘密裏に利益を得るための臓器強奪システムを造り上げたのです。すなわち臓器を強奪して、世界から中国へ臓器移植を受けに来る患者に売買しています。確実な証拠があり、疑問視することは許されず、今も中国で行われています。私たちは自分に問い正さなければまりません。スウェーデンはどうすれば、この犯罪を即時に制止することができるのか? もちろんスウェーデン政府が中国と対話する際に、スウェーデンがこのことを容認できないと意志表示をすることも含まれますが、同時に国際社会で圧力を推し進め、スウェーデンでの立法を推進させ、スペインの立法に類似する法律、スウェーデン人が中国で臓器移植を受けることを禁止するべきです」と話した。

 「中国での臓器強奪と虐殺を多くの人が知りません。聞いたことがあったとしても恐ろしいとしか思っておらず、想像もできないことのようです。ですから私は提案しますが、皆さんがこのことについての映像もあり、独立した調査報告書もあり、多くの証拠資料がありますのでこれを見てください。これらの資料を詳しく読んだことのある人達は結論が得られます。これは疑問視することを許されず、人々が指摘しなければならない犯罪行為なのです。ですから、私たちは必ず反対しなけらばならず、必ず制止しなければなりません」と、ニクラス議員が最後に述べた。

 ハンス議員は、「私たちはこの前(5月3日)の議会で生体臓器摘出についてシンポジウムを開催したのち、中国大使館から私たちに連絡がありました。明らかに、中国政府は犯罪が暴かれるのを恐れ、もっと多くの人に告げることを恐れ、彼らは多くの人が知ったのち何らかの行動を起こして、彼らを制止するのを恐れていました。シンポジウムのあと、彼らから極めて傲慢なメールが送られてきました。もちろん私たちは彼らを恐れていません。私たちは継続的に立法を推進します」と話し、さらに「一部の恐怖映画のように、軍医院が囚人の臓器を強制的に摘出し、それは金銭や権力のためです。しかし、不幸にもこの映画の内容が現実に行われています」と述べた。彼は中共の法輪功学習者や良心な囚人から臓器を強奪して、高価で売買している事実を、できるだけ多くの人に知ってもらいたいと願い、人々がそれぞれの行動を起こせば、滴る水が岩を突き破るように、この犯罪を終らせることができるという。

 今年の集会は1千900の組織、約4万人が参加し、4千以上の活動が按排された。法輪功の真相を知った民衆は、法輪功が彼らにもたらした素晴らしさと穏やかさに感謝した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/15/351133.html)
 
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