吉林省徳恵市の法輪功学習者10人に 実刑判決が
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 【明慧日本2017年7月27日】吉林省徳恵(とくけい)市の法輪功学習者10人は、7月18日、当局の裁判所に全員に実刑判決が下された。

 その内訳は、李瑞鳳さんは懲役7年、王正順さんは懲役5年、崔涛さんは懲役4年、李紹珍さんは懲役3年6ヵ月、かく傑さんは懲役3年6ヵ月、楊金玉さん懲役3年、馬宝航さんは懲役3年、張鳳秋さんは懲役3年、胡波さんは懲役2年、楊金鳳さんは懲役1年の判決が言い渡された。他に、金鳳さんに罰金5千元、他の9人に罰金1万元が宣告された。

 判決後、学習者たちの家族たち全員が、上訴すると表明した。

 計画的な連行

 昨年9月21日の夜から22日の朝にかけて、徳恵市の法輪功学習者10人に対し、緻密に連行する計画を立てた公安局の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らによって連行された。連行を実行する前に、警官らは周到な計画を立てて、学習者たちを監視したり、尾行などをして準備した。

 21日夜、張さん、金玉さん、王さん、馬さんの4人が法輪功の資料を配っているとき、夏家店で警官らに連行され、乗っていた車も押収された。夜11時ごろ、警官は金玉さんの自宅に行き、金玉さんの両親の行動できる範囲を制限して家宅捜索を行った。怖くなった両親は、一番下の娘の金鳳さんに電話をかけ呼んたが、金鳳さんは来る途中で警官らに連行された。

 22日朝、李さんの夫が出かけようとして、ドアを開けた途端に、警官ら4人に家の中に不当に押し入られた。警官は李さんの家を家宅捜索して、パジャマ姿のまま李さんを連行した。胡さんは入院している父親にお弁当を持って行く途中、待ち伏せしていた警官らに連行された。崔さんは子供を学校に送り、その帰宅途中に連行された。かくさんはマンションの近くで待ち伏せをしていた警官らに連行された。李さんは自宅で警官に連行された。

 連行された女性学習者8人は長春市第四留置場に送られ、男性学習者2人は徳恵留置場に拘禁された。その後、崔さんの妻は何度も国保大隊に行き、崔さんの解放を求めたが、警官に殴られ、「もう来るな」と言われた。

 今年2月22日、警官は金玉さんの母親を連行し、拘留所に10日間拘束した。

 不正な判決を行う

 学習者たちに罪を着せるため、警官は卑劣な手段でいわゆる「証拠」を集めた。徳恵市の警官ら3人は許家油坊村に行き、家々のドアを叩き、出てきた人に法輪功の資料を見せながら、「これらの資料をもらったことがあると証明するために、この紙にサインしてください。怖がらないでサインだけして」と言って、嘘の証拠品を集めて回った。

 今年3月24日、徳恵市裁判所は拘禁した10人の法輪功学習者に対して、不当な開廷をした。しかし、裁判所側は学習者たちが弁護士を雇うことを許さず、弁護士を指定した。

 法廷で、学習者を起訴する証拠として、国保大隊が製作したDVDを放送したが、画面がはっきり映っていなかった。

 学習者たちは手かせ、足かせをつけられたまま出廷させられた。傍聴席に学習者1人に対し家族2人までと裁判所の通知があり、その上、家族の者は法輪功を学んでいない人でなければならなという条件をつけた。学習者たちは法廷で、「信仰することは罪ではありません。私たちは法律を犯していません。法輪功は邪法ではありません。私たちは無実( 犯罪行為を行っていないこと)であり、無罪です」と主張した。

 今月18日、裁判所は再度、10人の学習者に対して不正な裁判をかけ、学習者たちに有罪判決の結果を宣告して、早々に裁判を終わらせたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/22/351471.html)
 
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