【明慧日本2017年8月1日】北京の法輪功学習者・王連義さんは、7月19日、妻・郎冬月さんを釈放するように他の学習者たちと共に、延慶区大楡樹派出所へ釈放を求めに行ったところ、不当にも身柄を拘束され、延慶留置場に入れられた。
同年6月20日、同派出所の副所長・楊建清と国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官数人は王連義さんの住宅に行き、「相談があるからドアを開けてほしい」と要求したが、王さん夫婦に拒否された。王さん夫婦は法律の条例を警官に見せながら、「あなたたちの行為は違法行為です」と説明したが、警官に無視された。仕方がなく郎さんは建物の屋根の上に登り、大声で「法輪大法の師父よ、警官らが犯罪行為をしないように、これらの警官をお救いください」と叫んだ。警官らは郎さんの叫び声を耳にして、去って行った。
警官らが去って行った後、王さんも家を出た。暫く経って、楊副所長と他の警官1人が庭の壁を越えて家の中に押し入り、郎さんの部屋のドアを開け、朗さんの両手を背中に回し手錠をかけ、家宅捜索をし警察署まで連行した。
警察所で、郎さんは「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい、天が中共を滅ぼす、三退してこそ救われる」と叫んだため、警察署長・祖宇の指示によって他の警官に靴を脱がされ、庭に引き摺り出されて、激しく照りつける太陽の真下に放置された。続いて、警官は押収した真相DVDや資料の出所を郎さんに尋問したが、返事をしなかった。それによって、警官は郎さんにトラの椅子などの拷問を加え、両手を背中に回して手錠をかけ、しかも少しずつ上に手錠を引き上げていった。午後4時になってから、郎さんはやっとトラの椅子から解除された。その時、朗さんの両足が腫れあがり、黒くなり、感覚を失った。その後、楊副所長らは郎さんを派出所に運び、晩御飯を与えず、その後、昌平留置場に入れた。
健康診断の時に、郎さんは警官の指令に協力しないだけで、服やズボンを脱がされ、裸にされた。
郎さんは健康診断をするまでずっと手錠をかけられており、両手が凄く腫れあがり、手錠は肉に食い込んだ。それがもとで、1カ月経った現在でも、両手の感覚が依然としてないという。
郎さんは30日間留置場で拘禁された後、また楊に思想改造施設に入れられて、3日後、やっと解放された。
解放されて家に帰った郎さんは、夫の王さんも連行されたことがわかった。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2017/7/27/164807.html)