天津市70代の年配法輪功学習者 再び6回目連行される
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 【明慧日本2017年8月3日】天津河西区の法輪功学習者・宮文玉さん(74)は、懲役4年6カ月の判決を下され、天津女子刑務所で服役していることが先日分かった。この連行は、6回目の連行に当たる。

 70代の高齢の学習者である宮さんは、なぜ連行され、判決を下されたのだろうか。警官、裁判官らは何の目的で連行をしているのだろうか? 彼らには父母がいないのだろうか? 人々はきっと疑問に思うだろう。

 20年前、まだ50代の宮さんは多くの病気を患っていた。ある日、法輪功を知り、それから煉るようになって、体がドンドン健康になり、精神的にも肉体的にも、そして何事に対しても楽観視するようになり、将来の幸せな生活に対しても自信を持つようになった。

 しかし、1999年7.20、江沢民集団および中国共産党は法輪功への迫害を開始した。数えきれないほどの善良な学習者が相次ぎ連行され、拘禁され、迫害された。宮さんも例外ではなく、九死に一生を得た。

 2006年7月、宮さんは不当に連行され、家宅捜索をされ、河西区留置場に1年近く拘禁された。その後、懲役3年の判決を下され、天津女子刑務所に入れられた。そこで、宮さんは思想改造される施設に入れられ、法輪功修煉の放棄を強要された。また、細い板の椅子に長時間座らされ、トイレに行く回数をも制限され、長時間に体力以上の重労働を強いられた。

 刑期満了して解放されてからも、宮さんは常に派出所の警官らや、住宅区の管理所の役人らに監視され、長期に渡り嫌がらせを受けてきた。

 2010年1月、解放されて半年も経っていないにもかかわらず、宮さんは再び連行され、河西留置場で33日間拘禁された後、解放された。

 2013年6月、宮さんは再度不当に連行され、当日夜に解放された。

 2014年11月9日正午、宮さんは動物園の付近で人に真相を伝えた後、水上公園派出所の警官により不当に連行され、家宅捜索をされ、プリンター、DVD再生装置、預金通帳及び現金などを押収された。当日、健康診断で宮さんは高血圧だと診断され、留置場にも受け入れを拒否されたが、派出所の警官の強い求めで、やはり留置場に入れられた。2日後、重篤な病気のために、医療を受ける必要があると認められ、仮釈放となった。

 2015年8月20日、江沢民を告訴したため再度不当に連行され、家宅捜索をされた。家族が警官の強引な要求に従ってサインをした後、解放された。

 昨年の旧正月が過ぎたころ、宮さんは外で法輪功についての真相を人に伝えた際に、中国共産党の宣伝に騙された人に通報され、当日、再度不当に連行され、留置場で1年近く拘禁された。その後、懲役4年6カ月の判決を下され、天津女子刑務所に入れられた。これで、宮さんは計6回も不当に連行された事になる。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/29/351810.html)
 
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