シドニー慈善マラソンイベントで真相を伝える

 

文／シドニーの法輪功学習者

　【明慧日本2017年8月20日】オーストラリア・シドニーの年に一度の最大規模の慈善マラソン「シティトゥサーフ」が毎年8月中旬に行われた。その活動では毎年、オーストラリア各地から来る8万人以上の人々が引き付けられ、世界各国の各界の人々も参加する。ここ数年来、シドニーの法輪功学習者も毎年、慈善マラソンイベントの期間中、東シドニーで、マラソンランナーが必ず通る道で功法の実演を行い、法輪大法のすばらしさを伝え、法輪功の真相を伝え、同時に、中国共産党の迫害を制止することに支持してくれるよう各界の人々に呼びかけている。

　今年のマラソンは今月13日に行われ、当日の朝早く、シドニーの学習者たちは東シドニーのローズ・ベイのメイン・ストリートに集まり「法輪大法 真・善・忍」「世界は真・善・忍を必要とする」などの横断幕を広げ、法輪功の功法を実演した。

「法輪大法 真・善・忍」「世界は真・善・忍を必要とする」などの横断幕を広げ功法を実演しマラソンランナーに真相を伝える学習者たち

足を止めて功法を習ったり迫害制止の請願書に署名するマラソンランナーたち

　午前8時ごろ、ランナーがシドニー市街を出発し、ボンディビーチの道路に沿って走り、まるで潮が湧いてくるかのような光景だった。青年ランナーのジョーエンさんはアーターモンに住んでおり、道の脇の草地で法輪功の功法の実演を見て、磁石に引き付けられるかのように、こらえきれずにマラソンの群れを離れ、煉功している学習者たちのほうに歩いて行き、座禅をする時の姿勢と、座禅の座り方を学んだ。1人の学習者が前に出てきて、ジョーエンさんに煉功動作を教えると、ジョーエンさんはまじめに学び始めた。4種類の動功を学び終えると、家の近くに煉功場があるかどうかを知りたがり、さらに煉功を学ぶ多くの機会をほしがっているようだった。そして、近くの居住区に煉功場があると聞くと、ジョーエンさんはとても喜び「そこに行って学ばなければなりません」と語った。そして、その場を離れる前にジョーエンさんは、中国共産党の法輪功への迫害の制止を手助けしてくれるようオーストラリア首相に呼びかける書類に署名した。

　マラソンに参加したエリー・ギブリアーニさんはフレッシュウォーターに住んでおり、同様に法輪功の穏やかで物静かで平和的な煉功風景に引き付けられ、立ち止まって見学していると、1人の学習者が前に出てきて、エリーさんにカレンダーを手渡し、法輪功を紹介し「これは人の体に非常に有益な煉功法です」と伝えた。それを聞くとエリーさんは非常に喜び、煉功している学習者たちの前に立ち、学習者に写真を撮ってもらった。学習者がさらに中国で起こっている、共産党の法輪功に対する迫害や臓器狩りのことを伝えると、エリーさんは「このような罪悪が起こっていることは信じられず、受け入れられません」と語った。そして、エリーさんは共産党の法輪功に対する迫害を制止することを助けてくれるよう行動をとるようにオーストラリア首相に要求した書類に署名した。そしてエリーさんは、これは自分がしなければならないことだ、と言った。

　夫と娘と一緒にマラソンに参加したローズ・ベイに住んでいるソーシャさんは、法輪功の煉功風景と署名用のテーブルを見ると、自ら署名しにやって来た。ソーシャさんは、共産党の法輪功に対する迫害を知り迫害に反対する法輪功を支持し別の場所で別の請願書があれば署名する、と言った。そして「煉功を学びたい」と語り、家に近くに功法を教える場所があるかのかどうかを尋ねた。そして、家からそれほど離れていないクージー・ビーチに煉功場がありそこに行って学ぶことができる、と聞くとソーシャさんはとても喜んだ。そして、ソーシャさんの夫も自分から請願書に署名した。

　西シドニー・カブラマッタ地区のベトナム人女性・アンナさんはグループでマラソンに参加していた。道路わきの公園の法輪功を見た時、アンナさんはグループ全体を連れてきて、メンバー１人１人にオーストラリア首相への請願書に署名させた。そして、アンナさんは学習者に「私はベトナムから来ましたが、ベトナムも共産党の統治下にあるので、法輪功がなぜ中国共産党に迫害されているのかをよく理解できます」と伝えた。そしてアンナさんは「私はあなたたちを支持します。ずっとあなたたちを支持します」と言った。

　東区ボークルーズのエドワードに住む1人の大学生は、慈善組織を助けるためにマラソンに参加した。大学生は学習者に、今中国語を勉強していると伝え、簡単な中国語で学習者と話をした。法輪功に対する迫害のことを聞くと、大学生は「迫害は明らかに受け入れがたいものです」と語り、すぐに首相にあてた請願書に署名した。そして、法輪功とは何かや、修煉の益するところを理解すると、大学生は喜び、興奮しながら「必ず先生に伝えます！」と言った。

　当日、3時間弱の間に、100人以上がオーストラリア首相あての書類に署名し、オーストラリア政府が法律を制定しオーストラリア国民が海外に臓器移植ツアーに行くことを禁止することに賛成し、欧州委員会の2014年臓器売買に打撃を与える規約にオーストラリアが加入することに賛成した。同時に、正式な公聴会を開き、生体臓器狩りと臓器売買の証人として主要な代表者と専門家を招くことをオーストラリア政府に提案した。