黒竜江の劉福斌さん 迫害され自立生活できず
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 【明慧日本2017年9月24日】黒竜江省杜蒙県の法輪功学習者・劉福斌さん一家5人は、2009年7月13日、現地の警官により連行された。同年、劉さんの妻と弟の妻は懲役2年の判決を下された。劉さんの弟は1千500元の罰金を科された後、16歳の劉さんの娘と共に解放された。

 2010年5月、劉さんは現地の裁判所に懲役10年の判決を下され、泰来刑務所に入れられて拘禁された。

 劉さんは泰来刑務所第14管区で強制労働を拒否したため、手錠と重い足かせを嵌められ、独房に閉じ込められるなどの拷問を受けた。今年4月、劉さんはまた上述と同じ拷問を1カ月受け、家族の反対によって中止された。

 5月、再び独房に15日間閉じ込められた。6月2日、独房から出された劉さんは何を食べてもすべて嘔吐し、食事ができなくなった。家族はこの情報を知ってから7月になったが、劉さんはすでに33日間食事をしていなかった。家族は直ちに治療のため仮釈放を申請したが、刑務所のある課長は「死に直面している場合以外、仮釈放は許可しない」と答えた。家族が交渉に力を尽くしたにもかかわらず、劉さんを一時的に外出させて検査する事さえ刑務所側に断られた。

 劉さんは、8月18日までの78日間食事をしていなかった。泰来県病院での診断によると、多発性ラクナ梗塞、左肺結節、心嚢液貯留、心臓に血流が不足しているという病状だという。しかし、依然として仮釈放は許可されなかった。

 8月31日、家族は刑務所側からの電話を受けた。劉さんはすでに起きることができず、自分で生活ができないために病院へ運ばれたという。しかし、保釈は許可されず、9月7日まで新しい知らせは何もなかった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/9/353532.html)
 
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