1年近く留置場で迫害され 宋守雲さん危篤に
■ 印刷版
 

 明慧日本2017年10月4日】遼寧省朝陽市の法輪功学習者・宋守雲さん(50代女性)は1年近く留置場に拘禁された。宋さんが連行された後、宋さんの家族は一度も関連部署からの連絡がないまま、連行された理由なども知らされていなかったという。しかし、9月29日夜中の1時半、家族は突然、留置場から電話がかかってきて、「宋守雲は突発性脳出血を発病した。朝陽市第二病院に運んだ」と告げられた。


宋さん

 現在、宋さんは手術を受け、脳室出血だと診断された。病室の周りには、警官と私服警官が大勢で見張っていた。家族が宋さんの様子を写真に撮ろうとしたが、警官に阻止された。

 宋さんは法輪功を学んでから、ずっと健康だった。しかし、留置場で宋さんがどんな迫害を受けて、このような状態になったのか、家族にはわからなかった。医師は宋さんが危篤状態だと言った。すると、留置場側は家族に「一時出所」の手続きをさせて、宋さんを連れて帰るようにと指示した。

 昨年10月24日、双廟郷派出所の所長は警官らを率いて、宋さんの自宅に不当に侵入した。警官らは何の証明証も提示しないまま、家宅捜索をして法輪功の関連書籍と現金を押収し、宋さんを連行した。その時、家には宋さん1人だけだったので、いくら現金を押収されたのかわからなかった。その後、宋さんは朝陽市留置場に移送され、拘禁された。

 留置場で真冬に、宋さんは綿の入った温かい服を着ることを許されなかった。それは宋さんが「留置場の規定」を覚えることを拒否したためである。その上、残忍な拷問を加えられたという。

 同留置場はひどい体罰を加えたり、スタンガンで電気ショックを与えたり、猛打したり、独房に入れるなど、あらゆる手段を使って残酷な刑罰を加え、留置場の中に拘禁されている人たちを苦しめた。

 

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/10/1/354559.html)
 
関連文章