山東省海陽市王玉珠さん 拘置所に移送されて迫害される
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 【明慧日本2017年10月17日】(山東省=明慧記者)山東省海陽市の法輪功学習者・王玉珠さん(54歳女性)は10日間拘留され、満期日に家族が迎えに行くと、留置場の人は釈放したと言ったが、後日、拘置所に移送されて拘禁されていることが分かった。

 9月26日の午後4時頃、煙台市海陽東村派出所の警官3人が王さんの自宅に不法に侵入し、王さんを連行した。同時に『轉法輪』1冊、『洪吟四』1冊、法輪功の資料1部が押収された。

 王さんの息子が仕事が終わって帰宅すると、父親が連行され家宅捜索を受けたと知り、すぐに煙台市海陽東村派出所に駆けつけ、なぜ父親が連行されたのかを聞くと、警官は、「家に法輪功に関する書籍があった」と回答した。王さんの息子は、「父は法輪功を学んでいるから、本を持っているのは当たり前ではないか」と言った。

 王さんは、息子に何がいるかと尋ねられたが、7日か8日後に帰るから何もいらないと返事した。その後、王さんは健康診断のため、不法に留置場に移送されて拘禁された。

 10月6日、王さんは10日間拘留され、満期日に家族が迎えに行った。しかし、王さんが留置場からずっと出てこなかった為、留置場の守衛に電話をしてもらうと、当直の人が、「昨日釈放した」と言った。家族が、「帰宅していない。どこに移送されたか?」と聞くと、留置場の人は「王は、ここにはいない」と言って、罵倒し始めた。

 家族は仕方がないので、やむを得ず家に帰った。その後、ある人に依頼して調べてもらうと、「拘置所に移送されていた」とわかった。

 ある日の午後、王さんの家に東村派出所2人の私服警官が来て、息子に、王さんの代わりに、修煉を放棄する旨の書類 ・ 保証書 に署名を要求した。署名すれば、「2、3日後に釈放する」と言ったが、家族は署名を断り、「法輪功を学ぶことは本人が決めることだ」と返事した。

 家族は、「王さんに、衣服を届けたくて2回、留置場に行ったが面会できなかった。物や衣類を届けたいがどうすればよいか」と尋ねると、警官らは、「拘置所になら送れる」と言って帰って行った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/10/8/355215.html)
 
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