カナダ政府 孫茜さんが帰国するまで救出を続ける
■ 印刷版
 

 【明慧日本2017年11月7日】カナダ外務大臣と秘書は先日「カナダ政府は孫茜さんがカナダに帰国するまで、中国共産党に圧力をかけ続ける」と発言した。11月にエイペックに出席するトルドー首相に対して習近平と会談する際、孫さんの無条件早期解放を求めるよう依頼したという。孫さんは法輪功を学んでいるという理由で、中共に不法に拘束されている。

 カナダ国民の孫さんは、北京利德曼生物科学有限会社の起業家である。2014年から法輪功を学び始め、今年2月19日に北京で不法に逮捕され、未だに人身の自由を奪われている。

国会议员Ted Falk先生在法轮<span class='voca' kid='53'>大法</span>弘传二十五周年集会上发言
テッドフォーク議員法輪大法が伝え出されて25周年の集会で挨拶

 テッドフォーク議員はカナダの首相に、エイペック(APEC)の場で孫茜さんの案件を提出し、法輪功への迫害を譴責することを伝えるよう求めた。

 カナダ国民の孫さんは、北京市第一留置所に拘禁されている。現在に至るまで彼女は虐待や拷問を受けており、カナダ各界は孫さんの安否に注目している。

 同議員は「カナダ人として、我々は宗教の自由、言論の自由を堅く信じています。首相は今回の会議に参加される際、中国の官員らに我が国の国民が拘禁されていることを話す必要があります」と語った。

 法輪功を学んでいるために不当に拘禁され、12人の親族まで妨害されていることに対して、同議員は、「中国では法輪功学習者に対する不当な迫害が存在し、これは我々カナダ人が絶対に譴責すべきことであり、中共は拘禁されている法輪功学習者を解放して、彼らを家に帰すべきです」と話した。

 外務大臣秘書「孫さんが帰ってくるまで、中共に圧力をかけ続ける」

 カナダ外務大臣の秘書・オマルアルハブラ(Omar Alghabra)氏は、孫さんが不法に拘禁されている問題に関して、孫さんが帰ってくるまで、中共に圧力をかけ続けるべきだという。

 同秘書は、「孫さんの案件を我々は重要視しています。カナダは絶えず中国側にこの案件を提出しており、このほか我々は人権問題も提出し、法輪功への処遇も含まれています。なぜならば彼女はカナダ国民であり、孫さんの案件はずっと中共当局と話しており、我々は孫さんの解放に努力しています。帰国するまで、我々は中共政権に圧力をかけ続けます。私はこの点についてあなたに保証します」と語った。

 同氏は、プライバシー法に制限されて、詳細な話はできないという。「しかし、私はあなたに保証しますが、我が政府は過去1年半の間(この案件)の記録を追跡しています」と言った。

 「トルドー首相は私に海外のカナダ国民を保護することを任命しました。我々は彼らが海外にいる時の安全と生活の質をとても重視しています。私は若い時世界を周遊して海外にいる時、背後にいるカナダ政府の重要性を認識しています。私が国民に知ってほしいのは、我々の政府は彼らの側に立つということです」と語った。

 彼が言いたいのは、トルドー首相自身が孫さんの案件を追跡していること、ほかにも公にしていない二つの案件も含まれる。「私はあなたに約束しますが、この案件を我々は非常に重要視し、すでに監視下にあり、孫さんが帰ってくるまで、我々はこの案件を推し進め続けます」と述べた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/10/30/356085.html)
 
関連文章