鶏西市裁判所 王玉鳳さんらに原審維持と宣告
■ 印刷版
 

 【明慧日本2017年11月23日】黒竜江省密山(みつさん)市黒台鎮の法輪功学習者・王玉鳳さん、于秀香さん、国秀華さん、楊淑賢さん、尚衍花さんなどの5人は、昨年12月14日午前、樊明勝さんの車で、市太平郷宏林村に向かい、民たちに法輪功の文言が書かれた、旧正月に室内に飾るめでたい絵や「福」の字、カレンダー、資料などを配布した。

 昼ごろ、太平郷民主村を通りかかった時、尾行していた太平郷派出所の警官らに車を乗っ取られた。市公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官は運転手の樊さんを13日間、拘留したあと解放した。ほかの5人は刑事拘禁され、起訴された。

 市裁判所は今年5月23日午前、不当な裁判を行い、6月22日に判決を宣告した。王さんは懲役3年、罰金2万元、于さんは懲役4年、罰金3万元の判決を言い渡された。2人は鶏西市中級裁判所に上訴し、于さんは弁護士も雇った。

 しかし、鶏西市中級裁判所は今年8月24日、秘密裏に「原審を維持する」と宣告した。

 そのほか、国さん、楊さん、尚さんの3人は、それぞれ懲役1年、執行猶予、罰金1万元の判決を宣告された。さらに、それぞれに追跡機能付きの携帯電話を配って行動を監視し、毎月末に郷、鎮の法曹機関に報告することを強いられた。また、「報告に来ないと、連行するぞ」と脅迫されたという。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/6/356403.html)
 
関連文章