「頑固」な人は真相が分かった
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2017年12月20日】人の多い場所で法輪功の説明をするとき、周りの「傍聴者」にも真相を分かってもらうようにしています。私は先に自己紹介をしてから、説明しています。そうすると、聞いている人も不安がありません。私は相手とのやり取りを重視し、相手が聞いてくる質問に対して、喜んで答え、心の底から彼らの良識と善念を呼び起こすようにしています。

 5月のある日の午後、ある店の前の階段で、サングラスをかけている男性が座っていました。彼は60歳前後で、体の横に杖を置き、右手だけを使って、足の上で難しそうに広告を畳んでいました。すぐに体が不自由な人だと分かりました。

 私は彼の隣に座り、「病気になって、何年になられますか?」と聞きました。彼は怖そうな顔をして、「あなたの名前は?」と聞かれ、さらに、「勤め先はどこ?」と、まるで犯人を尋問するように聞いてきました。私は微笑みながら、彼に私の体験を話しました。「1991年、私は脳梗塞になりました。もともと心臓病、胃腸炎などの慢性疾患を患い、薬瓶を手放せませんでした」と言いました。「どうやって元気になったのですか?」と彼は聞いてきました。「1996年、尿毒症を患っていた姉が法輪功を学んでいました。その影響を受けて私も法輪功を学び始めました。学んでから、姉の尿毒症、心筋梗塞、そして肝炎は全て治り、私も無病で軽快な体になりました」と言うと、彼はすこし感動して、「僕が県の役所で働いていた頃、党の工作委員会の書記を務め、法輪功を担当(迫害)していた」と言いました。そして、「8年前に脳出血になったため、引退した」、「よくおばさん達に『共産党員ですか?』と三退を勧められたが、彼女たちを追い払った」、「僕はすでに数十年の党歴があるので、脱党はあり得ない」と言いました。

 私は、「では、法輪功を『担当』した当時、『轉法輪』を読んだことはありますか」と聞くと、彼は「ぱらぱらと開いて見たが、全部読んでいない。あまり良く分からなかった。でも、僕が接した法輪功の人は皆いい人だった。もし、人々が皆法輪功を学べば、この社会はとっくに良くなったはずだ」と言いました。当時、彼はいつも法輪功学習者に優しくし、例えば「取り調べ」をする時、法輪功学習者を椅子に座らせ、水を飲ませた等の話もしてくれました。私は彼の善行を高く評価し「善悪には報いがある、それは天理です」と言いました。「あなたの病状が、ここまで回復が出来たのは、良い報いがあったからです」と言うと、彼は頷いていました。私は「『轉法輪』を読んで見られたらどうですか? 本を貸してあげましょうか」と言うと、「家にあるので、帰ってからしっかり読んで見る」と言いました。

 私はさらに、「あなたは古参の共産党員ですが、『共産党についての九つの論評』を読まれましたか? あれは共産党員の必読書ですよ」と言いました。彼は読んだ事があると言うので、「ご感想は?」と聞くと、彼は「書かれた内容の一部は事実ですが、一部は信じられません」と答えました。

 私は、「当時、曾慶紅(江沢民集団のナンバー2の人物)が人を集めて、『九評』に反論しようとしましたが、結局途中で投げ出してしまいました。なぜ反論ができなかったかと言うと、『九評』が引用したデータのすべては、中国政府が発行した新聞や雑誌の公表数字です」、「あなたが信じられない部分とは、恐らく中国共産党が迫害を始め、大量に人を殺害する部分だと思います。これらのことは人類が道徳の限界を越えたため、確かに信じ難いことです」と言うと、彼は「そうです、そうなのです!」と言いました。

 私は彼に、「蔵字石」の事、三退の大きな潮流などの基本的な真相を話し、最後に「中国共産党はすでに汚職、腐敗、殺人の党に落ちています。罪はこの上なく重く、人も神も共に憤りを感じています。あなたはいい人です。清廉公正な良い幹部です。共産党から離れるのは、道義上の選択です。あなたは選択してください!」と言いました。 彼は断固として、「退きます。僕は退きます!」と言いました。この命はようやく救われました。

 別れ際に、彼は「今までここに一度も座ったことがない。今日、初めて少し座ろうと思った。座った5分後に、あなたがやって来た。8年来、僕は初めてこんなにたくさん喋った(彼が話すことは大変だった)」と言いました。

 これはまさしく師父の按排ではないでしょうか?

 7月下旬のある日午後、歩道の横で、三つのグループがトランプをしていました。その近くに80代のお爺さんが坐っていました。師父が按排された縁のある人だろうと思いました。私はお爺さんの近くに行き、「お爺さん、皆さんと一緒に遊ばないのですか」と聞きました。お爺さんは、「もうだめだよ、脳梗塞で、右手が思うように動かない」と言いながら、自分の手を見せてくれました。

 「私も、もともと心臓病、胃腸炎など、多くの病気を患っていました。1991年に脳梗塞にもなりました」と言うと、「あなたの顔色はとても良いし、身体が健康そうに見えますが、どのようにして病気が治ったのですか?」と聞きました。

 そこで私は自分の辛い体験を話しました。「もともと、私は薬を手放せず、長年病に苦しめられ、とても大変でした。病気治療のため、中医学、鍼灸、マッサージも独学しました。1996年、姉は法輪功を学び初めてから、尿毒症、心臓病、肝炎などの病気は全部薬を飲まずに治りました。そこで、私も法輪功を習い始め、それから病弱な体に別れを告げることができました。本当に無病の素晴らしさを、身をもって体験しました」と言って、近くの広場を指差し、「あの場所は当時私達が法輪功を広め、煉功をする場所でした」と言いました。

 私はお爺さんに地元のいくつかの不治の病の患者が法輪功を学んでから、病気が完治した実例を話しました。「1人の女性は1997年に子宮頚癌になって、治療するお金もなく、家で死を待つしかない時、法輪功を学んで健康になりました。迫害が始まってから、彼女は怖くなって法輪功をやめ、ある大衆浴場で働いていました。3年前、彼女は突然脳梗塞になり、半身不随になりました。いろいろ治療しても効果がなく、その時、彼女は法輪功を思い出しました。杖を使わなければならない状態の彼女は、ある日煉功拠点を見つけ出して、再び煉功を始めました。3週間後、身体はほぼ回復しました。この事は地元でとても大きな反響を呼びました」

 さらに、「江沢民は1億人の人が法輪功を煉功し、心身ともに受益しているのを見て、嫉妬心から、弾圧を始めました。市民の多くは法輪功に好意を持っていたため、彼は手下を使って、天安門広場の焼身自殺の茶番劇を作らせ、多くの民衆を騙し、法輪功を恨ませるようにました」と言いました。

 お爺さんに「どうしてこの病気になられたのですか?」と聞くと、お爺さんはちょっと考えてから「飲んだ薬と関係があるかもしれないね」と言いました。私は「毒の入った食品は市民に様々な病気、癌、高血圧、冠状動脈性硬化症、糖尿病、脳梗塞などをもたらします。共産党は信仰のある人を迫害するため、道徳が堕落し、人々は金儲けのため、生死の事を全く考えません」と話しました。お爺さんは聞きながらしきりに頷いていました。

 会話を通じて、お爺さんは法輪功が素晴らしく、国にも国民にも百利あって一害なしということを知り、また、共産党が邪悪で、国と人民に多くの災いをもたらした事を知りました。そして、当然ながら三退もしました。

 私達大法弟子は必ず師父の教えをしっかり心に刻み、共に法を正す師に手伝う道をしっかり歩いて行きましょう。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/12/357790.html)
 
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